練馬区における、冬の名物うどんメニューといいましたら確実に上位に来ると思われます。「エン座」の練馬大根うどん。
こちらは毎年11、12月の週末に提供されているのですが、今年は例年より早く12月20日で終了してしまうとお聞きして、急遽お邪魔して来ました。開店直後で先客6人。
この日は温かいのが食べたかったのできざみうどん。
温ダシにうどんの緑が映えます。今年のうどんは例年より綺麗に見えます。
アップで。
オタ撮り。
あれ、いつもこんなにネギ多かったでしたっけ?この日はなんだか妙にネギの自己主張が強くて、舌がピリピリする程辛かったです。
でも、柔らかふんわかなきざみと柔らかめのうどん、旨味たっぷりのダシに練馬大根おろしが良く合って美味しかったです。
エン座は来年、石神井公園に新設される「ふるさと文化館」に出店するため、来年の2月で一時閉店が決まっています。そのため残念ながら、大泉学園のこのお店での加藤さんの練馬大根うどんはこの日でお終いです。
果たしてふるさと文化館では練馬大根うどんは食べられるのでしょうか…?また、今のエン座での練馬大根うどんはこの先どうなるのでしょうか…?期待して見守りたいと思います。
今回は私事で恐縮ですが、4月26日に私が自身の結婚式で打つ予定のうどんに関して、ご意見を伺おうと思いお邪魔して来ました。12時で8人程行列。変わらぬ人気振りです。
今回は焼き豚ぶっかけを注文。今日のエン座さんのうどんは、個人的には久しぶりの農林61号100%うどんです。
以前からエン座さん、日めくりカレンダーに自己採点をつけているとの噂をお聞きしました。それを思い出して日めくりカレンダーを覗いてみると「79点」との文字。今まで80点以上は書かれた事が無いそうで、という事はかなり良い出来という事でしょうか…?
うどんは風味こそ弱めですが、それ単体でもはっきりわかる甘味があってズルズルいけます。ごま油の入った個性的なダシ、焼豚は相変わらずの旨味。確かに最近エン座さんでいただいたうどんの中では最も美味しくいただけました。良いおうどんでした。
色々と勉強になるご意見やご指摘もいただきまして、本当にどうもありがとうございました~。
三連休~。
ここの所忙しくて泣きそうだった仕事もようやく(予断を許さないものの)落ち着き始め、久しぶりに週末に一日中晴れ間が見え、洗濯物も良く乾き…。
少しだけ余裕が出来たので、久しぶりにエン座にご挨拶に行こう~、と、大泉学園に向かいました。
訪問した時は、すずらんメインで農林61号を混ぜるスタイルみたいでした。新麦のご披露はもう少しなのですとか。13時半入店でほぼ満席だったものの、行列なしで、麺切れはしていなくてホッ。新しい店員さんが増えていました。
今回は焼き豚うどん(冷)750円を注文。
名物の焼き豚は脂っぽくもなく、豚の甘味が素直に感じられて美味~♪ダシも変わらず絶品。節とイリコがバランス良く感じられ、ダシに沈められた焼き豚から味が染み出ているにも関わらず、最後までその旨味と香りが失われません。
冷たいうどんは固すぎる事もなく、ツルツルフユフユと喉に収まりました。
訪問が久しぶりだった事もあり、とりあえずエン座さんの現在の状況を聞いてみましたが、件の店員さんの事も含めて、色んな事が進んでいるみたいで…正直おったまげました。
エン座さんの初訪問から3年半。今がエン座さんの激動期である事を感じずにはいられませんでした。色々大変だと思いますけれども、お体にはお気をつけて頑張って下さい~。
大泉学園のうどん屋さん「エン座」において、毎年、11月~12月の週末に顔を出す「練馬大根うどん」の名前。その名の通り、練馬大根の葉っぱを練りこんだうどんです。今年もそれをいただきに行って参りました。
12時入店で満席、待ち10分。この時期は全てのメニューが練馬大根うどんになり、普通のうどんが出なくなります(例外もあるそうですが)。そして全メニュー100円増しになります。毎年この時期になると、その旨を説明するのが大変だろうなぁ…と余計なお世話な事を考えてしまいます。
今回は霙糧釜(大根うどん)850円。鮮やかな緑、そして優しい紫のうどんが互いの色を引き立てます。
うどんは口に含むと、舌に粉の甘みがふわーっと広がります。うわ、今年エン座さんで食べた中で一番好みなうどんですよこれ。食感は柔らかくしかし切れず、バランスの取れた感じ。これもまた好みです。
大根の風味はほとんど感じられず、いつもエン座で出て来るうどんとあまり変わりがありません。逆にそれが凄いです。
ダシは旨味充分ですがどこか上品な感じで、釜揚げになるとうどんの旨味が強過ぎて、ちょっとダシが負けてしまう印象があります。ダシがうどんに負けてしまうというのも凄い話ですけれども…。単体で飲めば充分美味しいダシなだけに、そこだけちょっと勿体無く思いました。美味しい事には変わりませんけれどもね。
この日、知り合いの、宮崎県のうどん屋さん「ふなや」の大将フナヤン氏が東京にいらしたので、中継点のエン座でお会いして来ました。
フナヤン氏とはこの日初対面だったのですが、とても親切な方で感動しました。いずれ必ず宮崎のお店にお邪魔しますので!と固い約束(?)を交わしつつ、時間も迫って来たので注文します。
今回私が頼んだのは、エン座定食です。
…えーと、ここで済みません。実は今回のメニューは
うどんではありません。炊き込みご飯、田舎汁、そして小鉢が付くメニューです。一度食べてみたかったのです。
小鉢はきんぴらかポテトサラダが選べるのですが、今回はたまたま切干大根があるとの事で、それにしていただきました。
炊き込みご飯はダシが効いていて非常に優しいお味。切干大根はパリパリしていて大根の素朴な味が伝わります。なんと自家製だそうで、これはたまりませんね~。美味しいです。
そして巨大な田舎汁ですが、味噌と醤油の合わせダシでしょうか。その中に、しいたけやら牛蒡やらニンジンやら野菜がゴロゴロ。更にはエン座のうどんの切れ端が盛り込まれています。
こちらのダシの美味しさは相変わらず。うどんの切れ端は幅広でもっちりもっちりしていて、エン座のうどんのいつもの美しさこそありませんが、小麦を噛み締めた時の旨味は全く遜色ありません。何だか得した気分です。
今回は田舎汁…というよりも、まるで煮物の様に具が山盛りに入っていました^^;食べても食べても減らないボリューム。最近忙しくてあまり野菜が摂れないので助かりました。ご馳走様でした!
エン座さんは今日が今年最初の営業日。またこの日、おがさんもこちらにいらっしゃるとの事で、そりゃ行かねばとお昼にお邪魔して来ました。
12時半入店で客席は6割程埋まっていて、最終的には昼の営業は麺切れ仕舞になっていました。早速、奥様と大将に新年のご挨拶。
今回は釜玉。農林61号の地粉うどんに卵が綺麗に絡み付いています。添え物はダシの鰹節をフリカケっぽく炒ったもの。他に何かお付けしますか?と奥様に尋ねられたので、揚げ玉を注文してそれも上からどばどば。まぜまぜ。
釜揚げのうどんの食感は柔らかく、卵に包まれているにもかかわらず風味が負けていません。そこに特製のダシ醤油の美味しさ、フリカケの濃い旨みが絡み、揚げ玉が熱でふんにゃりして、極上のお好み焼きの様な風味を付け足します。
うっはー。こりゃ想像以上に美味しいですね。堪能させていただきました。
11月18日の土曜日から、エン座が週末限定で地元名産・練馬大根の葉っぱを練りこんだうどんを出すとの情報をいただいて、日曜日にお邪魔して来ました。
実は去年の3月に初めて、エン座を訪れた時の目的はこの大根うどんでした。その時は時期がずれていて食べられず、その後も当時は調布に住んでいたこともあり、距離を置いたりしていたため食べる機会に恵まれなかったのですが、1年半越しの今回、ついに食べられます。12時入店で半分ほど店内は埋まっていました。
もりうどん600円+大根麺100円+おしぼり150円
今回はもりうどん600円におしぼり150円。もちろん大根うどん。大根うどんは通常メニューの100円増しです。うほほー!エン座独特の美しい盛り付けの上に、鮮やかな緑色がとても映えますよ。
うどんはここ数回のものとは全く違って柔らかめです。この食感は良いですね~。その上、粉の風味は弱めだったので、今回の粉は平日用のすずらんだったのかなと思っていたのですが、週末用の農林61号だそうです。甘みは強く、舌の上でうどんを滑らせるとそれをはっきりと感じることが出来ます。
意外な事に、大根の葉の風味は私には、ほとんど感じられませんでした。逆に言えば普段使いで毎日でも食べられるうどんになっています。栄養価を考えると、これはこれで一つの方向性なのだと思います。
もり用のダシは丸い醤油の味と旨みが良く出ています。おしぼりは大根おろしの汁だけでなく、大根おろしもたっぷり入っています。しゅるしゅるした舌ざわりの中に時々混じるざくざくっとした食感がとても楽しめました。美味しかったです。
先日香川に行かれて来た知り合いから、お土産を預かってるよーんとのお言葉を受けて、エン座に再訪しました。わざわざ済みません。
お店には同じく香川帰りグループの方がいらして、香川の写真をたくさん見せていただきました。どうもありがとうございます~。せっかくなのでご相伴に預かって、日本酒「南」とポテトサラダでぐいぐい。あぁぁぁぁ。南、大好きです。美味いです!
締めはもちろんうどん。今回は生醤油を農林61号で。前回より改良されたといううどんは柔らかくなっていて、モッチリ感がやや増していました。風味の良さは相変わらずで、何もつけなくても全部食べられるくらいです。
生醤油は甘みを感じるけれども重くない印象で美味しいです。また、一緒に付いて来るお酢を入れるとサッパリして、お酒の後にちょうど良いです。美味しくいただけました。
諸々の事情により急遽地粉が必要になり、大泉学園駅を北に行った所にあるお店で地粉を購入し、帰りにエン座に向かいました。エン座では先日から、今年取れた農林61号を使ったうどんを週末限定で提供しています。
早く向かったために開店直後の11時半に入店。先客は…ぬお、開店直後だというのに9人いましたよ。しかも予約席の札まであります。
今回は霙肉釜750円を注文。入った時はまだ誰もうどんにありついていない状況だったのですが、意外に早く20分ほどで出て来ました。通常の肉、野菜の入ったつけダシでいただく糧盛りに、うどんが釜揚げ。大根おろしが付いて来ます。
粉はもちろん農林61号。AllAboutJapanの寿庵さんの記事によると、今年の農林61号は天候不良によりたんぱく質の低下が感触的に見られるそうで、エン座では木下製粉のすずらんを10%ほど加えて補っているそうです。
釜揚げうどんはふっくらとした麺線で、やや灰色がかっているでしょうか。食べてみると…おぉぅ、まさしく地粉の香り、そして旨みがふわんとします。
以前いただいた61号と比べると、やや旨みが薄く感じられる様な気がしますが、それでも充分美味しいです。うどんの入った釜湯にもうどんの成分が溶け出しているのか、飲むとちゃんとうどんの旨みを感じます。
ダシは醤油ベースに肉の脂の旨み、ホウレン草などの糧の旨みが加わり、濃厚ながらしつこくない相変わらずの美味しさ。しかし…しかし、あれ、あれあれ?釜揚げうどんに味が全然絡みませんよ?充分水を吸っている影響からなのでしょうか。それとも熱いうどんで香りが増しているからなのでしょうか。
後で大根おろしを入れたら、その大根おろしが液体ではなく、固体としてダシを吸ってうどんに乗るので、ダシの旨みを感じる事が出来ました。
後でお忙しい最中、大将と少ーしだけお話させていただきましたが、新しい粉の特徴をつかむのに随分と試行錯誤を繰り返してらした後が見受けられました。今年の粉はまだまだ発展途上なのだと思います。
次回行く頃には、きっともっと美味しくなっていると思います。期待しています!
おがさんからお誘いを受けて、夜のエン座にお邪魔して来ました~。メンバーはおがさん、おが娘さん、じゅさんみさん、と私。私を除けば皆様すごく飲める方々ばかりなのですが、色々ありまして、全員押さえ気味の飲みとなりました。
私は「日置桜」のカップ酒をチビチビ。これも美味しかったのですが、大将からいただいた日本酒「焚」「南」が抜群のお味。次回は大将のお薦めをいただこう~と心に誓ったり。
締めのうどんは二品注文。一品は以前もいただいた梅葱好み。もう一品は豆乳が余っていますとのことで、裏メニューの豆乳生醤油うどんをハーフでいただきます。
前回、豆乳回しがけ煮こごりぶっかけをいただいた時は、豆乳の美味さが際立ちあっという間に食べてしまったので、今回はじっくりと生醤油を回していただきま…
うめえぇぇ! 豆乳は豆腐との中間位の固さで粘度があり、なかなか啜れません。ものすごく味が濃くて、これだけでも充分美味しいのですが、これにかける生醤油がまた絶品の味の良さ。ほとんど醤油をかけていないのに、濃厚な旨みが丼から溢れて来る様です。
うどんもみゅーっとした食感、そして甘みが絶品。毎日食べたい位の美味しさです。結局またあっという間に食べてしまいました。
いやー幸せな一時でしたー。お誘いいただきましてどうもありがとうございました~♪
7/2~7/10まで「エン座」が、日本コナモン協会なるグループに協賛し、糧汁をカレー味にするという試みをされるとの事で、こりゃ行かねばと再訪しました。
12時頃に着いたら何と行列6人待ち。幸い5分ほどで入店出来ましたが、来る度にお客さんが増えている様な気がしますエン座さん。
さてはて。今回はもちろん糧盛(期間限定カレー味)を注文。照明の関係もあるかもしれませんけれども、見た目あんまり糧汁と変わらなかったりします。でも啜るとしっかりカレー味。カレー汁ではなくて、いつものエン座さんの糧汁にカレー味をプラスした感じです。それも、カレーの一番美味しい所を乗せた感じ。これはんめえですよ。
うどんはいつもより柔らかくて、まるで絹の様な舌触り。スーッと歯が抜けていく官能的な食感。うどんの甘みも感じられて、こ、これ美味いですよ。
何だか、今まで誰も作った事の無いうどんのジャンルにこのお店は挑もうとしている様な気がします。今まで、ん?と疑問に思って来た箇所が、全て個性として昇華しそうな、そんな可能性を今日のうどんから感じました。良いなーこれ。次回も期待しております~。
この日は、マイミクおがさん幹事で開かれたオフに参加して来ました。
夜のエン座は初めてですけれども、とっても良い雰囲気です。ほとんど貸切状態となったため、近所の方がひっきりなしに来ては残念そうに帰られていました。このお店が地元に愛されているお店だと実感します。
出て来た料理はどれも美味しかったです。どれも素朴かつ素材の良さが出ていて、洗練かつホッとするお味。昆布とお肉の煮込みが特に悶絶する程美味しかったです。骨が柔らかくて美味しいの~。
楽しい宴会も終わりが近づき、締めにエン座さんのうどんをいただく事に。私の頼んだのは、あらかじめ予約しておいたこれ。
煮こごりぶっかけ豆乳回しがけ1,000円位(要予約)
メニューには載っていない、いわば裏メニューの煮こごりぶっかけ豆乳回しがけ。煮こごりを作らなければいけないため要予約だそうです。冷ダシに浸かったうどんの上には、別のダシを固めた煮こごり。焼き豚。その横には自家製の豆乳が添えてあります。
ダシは魚介の香りが濃厚な、それでいて洗練された相変わらず激ウマなお味。豆乳は豆腐と豆乳の中間くらいの固さでトロッとしています。これをかけると…
;゜Д゜)!!
何も考えられず、一気にうどんを啜りこんでしまいました…。いや、これは本当に凄いです。いわばダシ風味の豆乳の味でうどんを啜る事になるのですが、あまりにも未体験な食べ方のため、頭がその味に戸惑っているうちに体が反応し、別個にうどんを食べ尽くしてしまったかの様な感覚を覚えてしまいました。
うどんも、今回はちょっとゆるやかでもっちりとした、私の大好きなうどん。今までいただいたエン座のうどんの中でも一番の美味しさでした。まさに未体験としか言い様のない味。これは予約してでも食べるべきです!
さらに、マイミクきりあさんの注文された一本うどんも登場!
これも予約制で、茹で時間は35分もかかるとか。極太幅広のうどんは確かに1本。もっちり~としたうどんの風味を楽しめました。きりあさんがおっしゃっていましたけれども、これは是非とも農林61号で食べてみたいですね~。
そんなこんなで、あっという間に時間は過ぎ。様々なうどんをいただき、またそれを上回るお土産もいただき(木下製粉さま、丸新さま、どうもありがとうございます)、名残惜しくも解散となりました。
帰りはうどん打ちで緊張したのか頭はクラクラ、うどんの食べ過ぎかアゴがガクガク。とても疲れましたが、メチャメチャに楽しい一日となりました。幹事のおがさん、エン座の大将、奥様、そして参加された皆様、本当に今日はどうもお世話になりました~♪
ここ数日、突然のどしゃ降りなどでなかなか再訪できなかったエン座に、ようやく行ってまいりました。いやあぁぁぁ、なんだかメチャメチャ久しぶりの食べ歩きの様な気がしますよ。13時入店で先客4人。
今回は、色んな方のレポートを見てメチャメチャ気になっていた、夏季限定メニュー「ぼっかけ」800円を注文。ひやひや、ひやあつ、あつあつが出来るとの事なので、ひやあつを注文。
完成直前に厨房で大将と少しお話をさせていただいたり、教えていただいたりしましたが、釜前のあまりの暑さに死ぬかと思いました。うどん屋さんはこの時期大変ですよねぇ。思わず水風呂に入りたくなりますね。
しばらく待って出て来たうどんは、おおー。すごい量の野菜。大根、茄子、人参、ほうれん草にししとう、生姜、とうもろこし。どれも味が濃くて美味しいです。
ししとうは当たりがあるかもしれない、と奥様に言われたのですが、5本ある内2本目で見事にヒットしました。(TДT)カラー
ダシは醤油仕立てのけんちん汁風味でしょうか。野菜の旨みが良く出ていました。
本日のうどんはすずらん+全粒粉。私はエン座さんの冷たいうどんは、やや粘りが少ないと感じる方なので、今回の少し温められてゆるっとなった方が好みでした。美味しかったです。
この日、うどんの濃い方の集まりがあるとの事で参加して参りました。メンバーはきりあさん、おが母娘さん、sakuさん、MASA王さん、私で総勢6人。13時入店で席は半分ほど埋まっていました。
今回は玉数を予約して行ったので、私は2玉食べられます。まずは田舎糧うどん800円を注文。
味噌、醤油ベースのダシに牛蒡、ネギ、大根、油あげ、人参、豚肉など盛り沢山。ぐはっ、これすごい。先ほど「まずは」と書いてしまいましたが、これ一杯で充分主食となるボリュームですね。
ダシも具も、そして農林61号を使用したうどんも、いかにも素朴な家庭の味といった感じで、メチャメチャ美味しかったです。
続けて冷かけ600円。こちらはすずらん+全粒粉を使用したうどん。やや固めですけれども、この日は冷たいうどんも粘りが感じられました。ダシは冷えるとイリコの香りがキリッとしますね。美味しかったです。
この日はsakuさんが、皆様からの期待に答えて5玉を注文していました。量にして5人前…。見るからに壮観でした。(sakuさんはほぼ完食されていました。すごい!)
本日、エン座の大将が腰を痛めたため、蓮見さんが助太刀に入るという噂を聞きつけました。蓮見さんといえば、
AllAboutJapan「うどん」の担当さんでもあり、先日
「水着グラビアアイドルをおぶってうどんを打ち、それを動画でアップされる」 という、世界初の偉業(?)を成し遂げたお方です。こりゃ行かねばタコねばと乗り込んで来ました。
13時半入店で半分ほどの入り。中には奥様と一緒に、普通に接客してらっしゃる蓮見さんが。あ、お茶運んで来て下さいました。どうもお久しぶりです~。
今回は温かけハーフ(600円-100円)を注文。まずは温かけ。今日は平日なので粉は讃岐すずらん+全粒粉です。赤いうどんが映えてますねぇ。食べてみると、おぉぉ!前回はほとんど感じられなかった弾力が、押し戻しが確実に歯に伝わって来ます。こりゃ良いです。
そしてダシ。色は関西風ですが、一口いただくと…ぐは!
これメチャメチャうまい! まろやかでありながら旨みが押し寄せる感じ。色は関西風ですがイリコとふんわりとした鰹の香りがします。乗っているのはネギと天かす、ゴマだけのシンプルな作りですが、このダシだけで一本取られた感があります。すごいです。
続いてあんかけハーフ(650円-100円)。今日はお時間があるので、かきたまのあんかけも出来ますよ~と言われたので、かきたまで注文。後で知り合いの方に聞いた所、このかきたま、時間のある時しか出来ない裏メニューなのだとかとか。う、ここに載せて良いのかしら。
綺麗に卵をあしらったあんかけは、またかけとは違う、ちょっと中華風な濃厚な風味が感じられます。しかしクドさはありません。上にあしらった生姜の細切りもまた良いアクセントになって美味しいです。
うどんは一口食べてみると…およ?これさっきのと味違いますよ?何と週末しか食べられない農林61号を入れて下さった様です。うわー。わざわざありがとうございます。地粉とかきたまはちょっと違和感がありそうなイメージでしたが、かきたまの濃厚な風味に負けない地粉の香りがとても良かったです。
今までちょっと、エン座さんの中では印象が薄かった平日うどんが、この日はバージョンアップしていたのがとても印象的でした。うーん。すごいです。こういうお店は来るのが楽しみになってしまいますね。
一年振りの訪問です。
前回の訪問時は調布に住んでいたので吉祥寺からバスで向かったのですが、今は練馬在住なので、石神井公園駅からレンタサイクルを使って行ってみました。時期がモロに花見に掛かったため、道中混雑していて大変でした…(石神井公園が近いので)。
後で調べてみたら、大泉学園からだとバスで最寄のバス停に向かえるみたいですね。
2時前に着いたらなんと満席で2人待ち。うどん屋の満席はとても久しぶりです。10分ほど待って入店しました。うぉ、前回無かった蓮見さんのサインが掛けてあります。
今回は梅葱好み800円。こちらのうどんはいつ見ても綺麗で、一目でエン座のうどんだ、とわかる盛り付けをしています。以前と違って一本紅色のうどんが入った事により、色彩がさらに鮮やかに映えます。
粉は木下製粉+農林61号全粒粉。太さは普通で色は白の中に、全粒粉の色が混じっています。やや平打ち。噛むとやや固い抵抗があり、粘りは少なめです。
ダシは最初イリコ?と思ったのですが、啜ってみると鰹かも?と思いつつ、昆布もある様な…と、啜る度に印象が変わりました。冷たいからでしょうか、香りは弱めです。
具は白葱、青葱、生姜、大葉、海苔、そして梅。海苔をダシに浸すとさらに風味が良くなって楽しめます。ダシの香りが弱めに感じられたせいか、梅の味が前面に出てサッパリと楽しめました。美味しかったです。
続いて、ハーフサイズでおろしぶっかけ。
粉は農林61号。見た目はあまり変わらないのですが…うぉ、こちらの方が好み!繊維が密集した様な、武蔵野ならではのキューッとしたコシが楽しめます。
ダシはその濃い色からして、梅葱好みとは全く違います。啜るとまるでたまり醤油の様な、今まで味わった事のない濃厚な旨みが舌を刺激します。甘味はほとんどなく、その旨みからは想像出来ないほどに後口がサッパリしています。
これは今まで味わったぶっかけうどんの中で一番スッキリしたダシではないでしょうか。飲み終えた後、美味しいのに全くくどさが口に残らなかったので、思わず首をかしげてまった程でした。
ここのうどんはいくらでも食べられそうな気がするのですが、それはうどん自体の美味しさもさる事ながら、このダシに秘密がある様な気がしますね。
帰りに大将と奥さんに改めてご挨拶して、お店を後にしました。いやはや、今日は本当にお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最近、YAHOOオークションでの一日修行体験などで名前を良く聞いていた大泉学園の
「エン座」に行って来ました。
15:15から歯医者の予約を入れていたので、今回は余裕を持って11:30に家を出たのですが、結局結果的に、全然タイトなスケジュールになってしまいました。
(注:私は今回、調布→吉祥寺→西村(西武車庫行)とバスで行きました)
このお店の駅からの離れ具合と、吉祥寺のバスの混雑っぷりを計算に入れてませんでした。次は電車で来ます…。
なんだかんだで13時過ぎに到着。20人程座れそうな店内は先客3人。木をそのまま加工した様なイスや円卓など、随所にオサレな雰囲気を漂わせつつも、壁にメニューや記事をバンバン貼り付けてある姿からは食堂っぽい雰囲気も感じ取る事が出来、不思議な空間を築き上げています。
ここは地元、練馬大根の葉を麺に練りこんだうどんが食べられるという事で、それを期待して来たのですが、大根うどんは練馬大根の旬の11、12月頃(の週末)しか食べられないと聞いて断念。
通常時は、平日はASW(オーストラリアンスタンダードホワイト)を使用したうどん、週末は地粉である農林61号を使ったうどんが出されます。今日は土曜なので農林61号。 冷たいうどんのお勧めを聞いたら、みぞれ糧うどんが良いという事なので、それを注文。
綺麗に盛られたうどんは中太やや平打ち、表面はやや凸凹しています。
食べてみるとうどん自身の美味さを感じつつも、クニクニとしたコシが気持ち良く、おぉーと思わせます。武蔵野うどんの系統に近いと思うのですが、それだけでは無いバランスを感じさせて美味しいです。
ダシは鰹が利いた抜群の美味さ。
中は豚肉、生姜、ほうれん草。豚肉は別に味が付いているものの薄く切られていて、余り一般的な武蔵野うどんの肉汁と比べても、力が入っていない様に見受けられます。
しかし美味かったです。薄めずに全部飲み干しました。
接客も気持ち良いですし良いお店だと思います。メニューも沢山ありますし、平日と週末ではうどんの種類も替わりますので、何度通っても楽しめそうです。
エン座(閉店)
東京都練馬区石神井台8-22-1 第一サンライフ105【
Map】
平日 11:30~14:30
土曜 11:30~14:30 18:00~20:30(予約制)
月曜、第一火曜休