筑波山に登ってきました。
この山では
「つくばうどん」という名物を興しており、つくば地鶏の
「つ」、黒野菜の
「く」、ローズポークのバラ肉の
「ば」が具材として使われているのが特徴ですとか。
山に登って、うどんまでいただけるとか最高じゃないですか!とお邪魔してきました。
ちなみに筑波山は877mありますが、ロープウェイもあるのでそんなに疲れたくたい!という方でも安心して来れます。
つくばうどんは筑波山の麓から中腹、山頂近くの御幸ヶ原の茶屋などでいただくことが出来、今回は口コミで評判が良かった
「みゆき茶屋」さんにお邪魔しました。
オープンエアで年季の入った店内。
人の良さそうなおばあちゃんが接客をされています。
メニューはけんちん、カレー、なめこなどスタンダードなものが並びます。
お客さんが思い思いに入ってきては、ビールを買ったり牛丼食べていたり。
実は個人的にお腹が弱いため、今まで山頂の食事からは目を逸らして来た部分があるのですが(登山は道中のトイレ事情が大変なのです)、山頂で冷たいビールだったり温かい食事が取れるというのは実に有り難いことですね。
ここで飲むなら缶は置いていってねー、というおばーちゃんの気遣いも嬉しいですね。(登山時のごみ事情が以下略)
今回はもちろんつくばうどんを注文。
のんびり待って出て来ました。
うどんはやや平打ち気味で星が入っていました。何でも蓮根パウダーを練り込んだものですとか。
やや固めの歯ごたえがあって、いかにもうどん食べてる!という気持ちになれます。
具材は盛りだくさんで、つくばのつくね、椎茸、バラ肉の他、ゆで卵が半分にワカメ、三つ葉、蒲鉾もイン。
出汁は塩分が控えめであっさり目でしたが、他の具材、特に肉類から出た油分がこってりとしたコクを与えてくれました。
疲れた身体には美味しさが3倍で染み渡りますね。
正直、つくばうどんは雰囲気的にもまだ、地域の1コンテンツとしての役割以上ではないという印象でしたが、それでもコンテンツとして興したこと自体はとても重要なこと。
ここから全国のどのお店にも負けない個性的な美味しいうどんが出て来る日を、1つくばファンとして心より祈っております。