上北沢
「真正手打ち讃岐うどん いなせや」にお邪魔しました。
3/1開店。
香川県は高松市、円座の宮武うどんで修業された方が手掛けたお店です。
いわゆる宮武うどんの2代目にあたる谷本さんに師事したお店は、都内になかったように思います。
(十条のいわいの大将は宮武一郎さんのお弟子さんで、谷本さんの兄弟弟子という認識です)
ともあれ、宮武の系譜が都内に増えるのはとても嬉しいです。
お店は京王線上北沢駅の北口を出て、徒歩5分ほどの場所にあります。
店内はカウンター6席、4人がけのテーブルが4つ。
開店直後の11時ちょいにお邪魔しましたが、テーブルはすでに埋まっていてビックリしました。
メニューはしょうゆ500円、かけ600円。他、ざるやぶっかけと並びます。
天ぷらはイカ、かしわ、さつまいも、ちくわとありました。
うどんに+150円すると定食に出来、うどんが3玉まで増量無料、さらに炊き込みごはんかおにぎり2個が付いてきます。
夜の一品料理もアルコールも豊富。リーズナブルで良い感じです。
お客さんが一杯いたので、待っている間におでんでも食べようかと鍋を見せていただきました。
ちくわ、大根、玉子、こんにゃくだったかな。牛すじ食べたかった…。
とりあえず大根とちくわをお願いして待っていたら、先にうどんが来ました。
おでんよりうどんが来るパターンは今までになかったので、ビックリして少し笑ってしまいました。
(おでんは取って出すだけなので、普通はうどんより提供が早いのです。)
お客さんに少しでも早くうどんを提供する、という意気込みが感じられました。
今回はあつあつを注文。
うどんはやや太めでフワモチとした食感。
コシというよりはややもそっとしていて、素朴な甘みがたまりません。
出汁は讃岐そのままで引きずり込まれます。
イリコがふんわり郷愁を誘う味。香川は先日行ったばかりですけど涙がちょちょぎれます…。
最初から生姜が乗っているのは珍しいかもしれませんが、個人的にイリコ出汁には生姜が最高と思っているので問題なし。
※苦手な方は先に声掛けて下さいとメニューに書かれていました。
いか天は薄めの小さめのものが3枚ぱりっと揚げられていて、今までに見たことないタイプ。
おでんは個人的には、やや出汁感が薄めで浅炊きに感じられました。
これから時間が経つとどんどん美味しくなるだろうなあと感じました。
接客のおばちゃんがとても雰囲気良く、居心地良く過ごせました。
ご開店おめでとうございます。
今後益々のご発展をお祈りしております。