飯能→高麗を踏破した帰りに、高麗
「手打うどん しょうへい」にお邪魔してきました。
昭和49年開店の老舗店です。
場所は、高麗駅からガードを抜けてたったの2分ほどです。
昔ながらの風情溢れる店内は、お座敷席とテーブル席でキャパ40弱ほど。
ご家族でいらしているお客さんがとても多いです。そしてそのご家族も、お子様連れの若いご夫婦から、ご年配のご両親を連れた息子さんなど。
部活帰りっぽい若い男性達もいらしていて、幅広い年代に愛されるお店なのだと雰囲気から伝わってきます。
私が座った時点で満席。その後も、後から後からお客さんが押し寄せていました。
メニューは分厚くて多くて把握しきれないほど。
もり、かけ、きつね、たぬきなどオーソドックスな品構えです。一番安いのはかけ、もりの760円でしょうか。
目を引くのは肉汁、鴨汁のつけうどん類や、鍋焼きならぬ
「焼鍋うどん」。季節の冷やしや、丼物とのセットもたくさんあります。
今回は肉汁うどんを注文。
先客が4組ほどいたので20分強ほど待ちました。
うどんはやや硬めで不揃いな手打ちのもの。
ムシムシッとした食感がとても楽しいです。
それほど太めではないのですが食べごたえは抜群で、いかにもうどん食べた!という味がします。また、甘味も感じられます。
上に乗っているのは柚子の皮を刻んだものでしょうか。
爽やかな香りが良いですね。
肉汁は色が薄めでおおっ?と驚き。
飲んでみるとふんわりとした旨味に、辛味が追いかけてきます。
辛味?何で?と思ったのですが確かに辛い…とても面白いです。
大ぶりに入った葱と豚肉ももちろん美味しかったです。
この辺りはとても静かなところで、のんびりとした時間が流れているのですが。
こことても活気があり、まるでこのお店だけ時計の針の進み方が違うかのよう。
高麗の日常に溶け込むかのように、とても良い時間を過ごさせていただきました。