仙川
「武蔵野うどん 須佐之男」を訪ねました。
2022年8月3日オープン。
埼玉のソウルフード・武蔵野うどんを食べさせてくれるお店、とのことでお邪魔してきました。
お店は京王線仙川駅から5分ほど。
島忠の向かいにちょこんと建っています。
仙川で降りるのは久しぶりですが、めっちゃ人多いですね…。買い物にも便利そうです。
小さな店内ですがこじんまりと機能的にまとまっており、カウンター、テーブル席が揃い、アクリルの仕切りも完備。
手前には製麺室も見ることが出来ます。
テーブルにはお店のこだわりもしっかりと。
見た限りでは
「埼玉県の武蔵野うどん」を前面に押し出しているようです。
メニューはつけうどんのみで肉汁、茄子汁、きのこ汁と並びます。ノーマルの他に
「旨辛」と銘打ったメニューが別途あり、そちらの方がメインのようです。
うどんの量は並は350g、大は550g、特は750gと揃っています。
今回は旨辛肉汁うどんを並で注文。
肉汁の辛さは5段階から選べるとのことで、一番優しい1でお願いしました。
5分ほどで到着。
うどんは白く極太で、噛むと微かな塩味。甘みも感じられます。
埼玉県産の小麦
「絹」を使用しているそうで、埼玉西部の色付いたうどんとは違い、どちらといえば麺の性質は讃岐より。
固くはなくむしろ柔らかめで食べやすいです。
噛み締めはないですが、ふんわりといただく武蔵野うどんもまた楽しいものです。
旨辛肉汁は個性的で、旨いと感じる箇所と辛いと感じる箇所が明確に分かれているような印象。
ラー油が上からかかっており、混ざってないからでしょうか。
啜り飲む度に味が少しずつ変化し、飽きさせません。
個人的には甘党なので1でも辛く感じましたが、それでも最後まで美味しくいただけたのはそれが原因だと思います。
辛さに隠れていましたがベースの肉汁も好みの味わい。
かなり甘めなので、辛味と合うのかもしれません。
他の武蔵野うどんとはまた少し違う味わいで、とても楽しめました。
この近くの千歳烏山だったり柴崎だったり布田だったりは、個性的なうどん屋さんがひしめく隠れたうどん名店揃い。
その中にまた新たなうどん屋さんが誕生したことを、とても嬉しく思います。