入曽
「手打 ここらの田舎うどん なんかん」へお邪魔しました。
2017年から数年に渡って行われた西武線沿線うどんラリー。
毎年チェックはしていたのですが、一度も行ったことがなくずっと気になっていたお店が何軒かありました。
その中の一軒、なんかんさんは、2018年~2020年の参加店。
今日が私の裏ラリー開催じゃ、と訪問してみました(笑)。
場所は西武新宿線入曽駅の東口を出て、徒歩5分ほどです。
年季の入った店内は小上がり、テーブル、そして少し珍しい円卓タイプの個人席に別れています。
大将らしき方とご年配の女性、お二人で切り盛りされていました。
外には
「宴会可能!」の張り紙もありました。
見たところのキャパは20席ほどでしたが、二階での宴会も可能と書かれていましたので、実際はもっと広いのでしょうね。
メニューはつけタイプの
「冷ゃっこいうどん」と、かけタイプの
「温ったかいうどん」の二大カテゴリ。
冷はもりが630円、温はたぬきが680円から。
肉汁やカレーが中心のようです。
今回は肉汁うどんを注文。
10分ほど待って到着しました。
色味がかったやや太めのうどんが大きめの器にどっさり。
てっきり中にざるが敷かれているかと思ったのですが、そんなものはありませんでした…(笑)。
つまるところ量、とても多いです。
食べてみると、ふわっと小麦の風味が立ち上って美味しい。
食感は表面はやや柔らかさがあり、奥に武蔵野っぽい固さも潜んでいる感じです。
つけ出汁は豚のバラ肉、ほうれん草になるとも入って迫力充分。
男らしく醤油がキーンと立っていてとても好きなお味。
うどんを浸しながらモグモグいただきました。
最近は肉汁うどんを売りにした新店もだいぶ見かけるようになりましたが、なんかんさんのように昔からずっと平常営業されています。という雰囲気のお店も大好きです。
久しぶりに、日常に佇む武蔵野うどんを楽しませていただきました。