「うどん 萬田次郎」にお邪魔しました。
2月5日開店。
北九州市の津田屋官兵衛を発祥の地とする、豊前裏打会の新店です。
豊前裏打会は東京では高田馬場
「大地のうどん」が有名ですね。
こちらは福岡県福岡市にある萬田うどんの系譜だそうです。
場所は新宿御苑前駅を出て裏に回ってすぐ。徒歩2分ほどの場所にあります。
店頭には豊前裏打会に関する張り紙が。
2003年頃に武膳(現在は武膳は裏打会ではないとのことです)が神保町に進出して以来ずいぶんと経ちますが、
2020年に曙橋に
「饂飩酒場さるぅ」が出来たりと、ここ最近また裏打会の名前をお見掛けする機会が増えたように思えます。
店内は奥に長くカウンターのみの、まるで静かな小料理屋さんのような雰囲気。
じっくり腰を据えてお酒を飲みたくなりますが我慢我慢。
もちろん、豊前裏打会特製の唐辛子三種も完備されています。
メニューはかけ500円から。
かけ、釜玉、ぶっかけ、ざると親しみやすいカテゴリに、肉やとろろ、梅、ごぼう天などおなじみのメニューが並びます。
本当は店名を冠した萬田ぶっかけを頼みたかったのですが、具材の一つ、ごぼう天がしばらく出せないとのこと。
代わりに肉うどんを注文。
お洒落な器に、まるで肉吸いのように綺麗にお肉が浮かびます。
もちろんうどんはしっかりと入っていて、裏打会特有の半透明でやや細め、びよんびよんと伸びる独特の麺は健在。
スルスルいけますね。とても美味しいです。
出汁は美しい半透明で、上品なだけでなくどんどん飲めてしまうキレがあります。
お肉は甘めに煮た牛肉、甘味と酸味を感じる玉ねぎが良いアクセント。
店員のお兄さんは元気が良く、お姉さんの接客はとても優しい。素敵なお店でした。
雰囲気的には圧倒的に夕食向けなのですが、お昼に隠れ家的に使うのも楽しそうです。