5年振りの札幌出張に行って来ました。
ということは、5年振りにあのお店のリベンジに行けるかな…と、狸小路
「ザンギうどん 一久 狸小路店」さんに突撃しました。
一久さんは2008年開店。
5年前は夏にお邪魔したのですが、
「香川県に研修に行ってきます」と貼り紙を残し臨時休業。
同行して下さった先輩の視線が痛かったのを良く覚えております(笑)。
2017年にはテレビ塔近くにも支店が出来たのですが、残念ながらつい先日、2021年3月に閉店されたそうです。
狸小路店は、狸小路のアーケードから一本中に入ったところにあります。
よしよし、今日は開いていました。夢にまで見た入店です。
店内はとても小さく、カウンター3席ほどとテーブル席が2つ。
大柄な男性と接客の女性、お二人で切り盛りされていました。
注文は食券制です。
一番人気はちくザンぶっかけうどん980円。ちくわ天、半熟たまご天、そして北海道名物のザンギを組み合わせたメニューが多いです。温冷はあつあつ、ひやあつ、ひやひやから選べます。
私が確認した限りではメニューはほぼ全てぶっかけうどんでしたが、
「うどん 550円」の頁のみ
「かけ、ぶっかけからお選び下さい」との但し書きがありました。
今回は親子ぶっかけをひやあつで注文。
出て来た一品は幅広の器にザンギと半熟玉子天がドドン!と乗られていて、大迫力です。
うどんはやや太めで歯に吸い付くように艶めかしく、お餅のように柔らかくもっちり。
個人的には、以前大阪の釜たけうどんでいただいたうどんに良く似ている…と感じました。
もちろんこの傾向のうどんは大好物です。
出汁はやや甘めでうどんに良く絡みます。添えられたレモンを絞るとまた味わいが変わって楽しい。
ザンギは細長い形でジュワジュワ音を立てており、齧ればもちろんザクザクのうまうま。
ザンギ単体でも美味ですが、うどんと組み合わせるとさらに美味しくなる逸品。
半熟玉子天は半熟具合が完璧なトロトロ。
非常に完成度の高い一杯でした。
訪問を待ち続けていた甲斐がありました。素晴らしいお店でした。
同席して下さった先輩(前回振られた時とは違う方)にも、喜んでいただけたみたいで何よりでした。