2020年11月にオープンしたところざわサクラタウンに、さいたま市のさわいちさんが
「手打ちうどん さわいち&サクラブルワリー」として初出店されました。
さわいちさんと言えば家庭的な雰囲気の印象が強かったので個人的には意外でしたが、美味しいお店であることに疑いの余地はありません。
※大将が跡継ぎの方にお店を譲られてからはお邪魔していません。
楽しみに足を運んでみました。
ところざわさくらタウンは東所沢駅から徒歩10分ほど。
施設の一つである角川武蔵野ミュージアムは、凄く巨大なモニュメントなので遠くからでも見つけやすいと思います。
お店はガラス張りの建物の一角です。
さわいちさんは、ビールの醸造所と合わせて一つのお店となっており、認可が下りればここで作ったオリジナルビールと一緒にうどんが楽しめる塩梅となっています。
現在はまだ認可が下りていないとのことで、お店が厳選したビールが注文出来るようになっています。
客席はテーブル席に座敷、カウンターもあり50人以上は入れそうな雰囲気。
ちなみにアクリル板も完備されていました。
この辺りは流石、きっちり対策を取られています。
私は11時ちょいに入店してその時は空いていましたが、30分くらいには結構な数のお客さんが入られて来ました。お昼過ぎだとかなり混むかもしれませんね。
注文はタブレットで行えます。この辺りは楽でありがたいです。
一目で違いがわかるよう、紙のメニューも。
メニューは冷たいうどんを温かい汁に浸して食べるつけうどんと、温かいかけうどんで二分しています。(つけうどんはあつもりも出来ます)
一番安いのはかけうどん550円。
メインのつけうどんは肉なす汁、豚ねぎ汁、しいたけ、カレー付けなどが楽しめます。
今回は一番上の肉なす汁を注文。
10分ほどで出て来ました。
角の立った純白うどんは中太で、麺線はやや乱れています。
噛むとムチムチした食感で、武蔵野うどんとしてはやや穏やかな印象。
うどん自身が瑞瑞しく、それが食べやすさに繋がっているのかなと感じます。
肉汁は濃いめの色にアクも浮く家庭的なタイプ。
出汁よりも少しだけ醤油が前面に出ていて、そこに豚肉の脂、茄子の甘みが絡みます。
このうどんにはとても良く合います。美味しかったです。
万人に食べやすいとお薦めできる武蔵野うどんでした。
複合施設内のフードコートのうどんとしてはベストな形に近いのでは…と思います。(個人的な感想です)
温かい南蛮系も美味しそうなので、いつかまた来たら頼んでみたいですね。