武蔵村山うどんの中でも美味しいと評判の高い
「肉汁うどん長嶋屋」さんにお邪魔して来ました。
ここ5年くらいずっと行きたいと思っていたので念願の訪問です。
武蔵大和駅から西武多摩湖線、西武拝島線を乗り継いで武蔵砂川駅へ。
お店はそこから20分ほど歩いた大通り沿いにあります。
店内は昔ながらのざっかけない感じで、テーブル席とお座敷席が揃っています。隣のお座敷席ではママさん会。
プロ野球グッズが壁一面に貼られています。
お客さんを切り盛りされている女性の方が、親しみやすい感じでとても素敵な雰囲気。
お昼時でほぼ満席。お店の外で待たれていらっしゃる方もいました。
メニューは肉汁つけうどん750円を始めとして、鶏汁、鴨汁、坦々にカレー、サンラータンにキノコ汁…とたくさんあります。
サイドメニューの天ぷらや丼も豊富。御膳もあります。
今回はスタンダードに肉汁つけうどんを注文。
しばらくして出てきたお盆が…え、大きい?
この緑のうどん、何?鍋に入っているの肉汁?
うどんはとても太くてゴリゴリ、星がまんべんなく入っています。
噛んでみるとぶわんぶわんと小麦の香りが鼻を抜けて、ひたすら美味しい。
緑のはほうれん草だそうで、ゆっくり噛んでみるとほのかな青臭さを伴うまったりとした味が舌に感じられます。
小さな土鍋に入った肉汁は、豚肉だけでなくキャベツなども入ってまさに小さな鍋のよう。
醤油がまず鼻にパシーンと来たかと思ったら、スパーンとスッキリ喉の奥へ抜けていきます。
その間に豚肉の脂の甘さやキャベツの甘さが舌を楽しませてくれます。
土鍋なので大量のうどんを入れても安定感があり、またうどんがほぐれるまで熱を保っていてくれます。これは素敵です。
全ての肉汁が土鍋になれば良いのに、と一瞬思ってしまうほど衝撃的な美味しさでした。
本当に素敵なお店でびっくりしてしまいました。
記憶に残るお店とは、長嶋屋さんのようなお店を指すように思います。
駅から距離のある場所にも関わらず、お客さんが沢山来られるのも納得でした。