本店と言うべきでしょうか。
東村山市の廻田町にある
「手打ちうどん きくや」にお邪魔しました。
先日お邪魔した龍巳うどんは元々きくや駅前店でしたし、清瀬のみんなのうどんやや、所沢の涼太郎なども系列店にあたります。
お店は武蔵大和駅から線路沿いに10分ほど八坂駅の方へ向かうとあります。
昔ながらのうどん屋さんといった店内はこじんまりとしていて、カウンター席と仕切りの付いたテーブル席でキャパ16~20席ほど。
笑顔が素敵なおばあちゃんの接客は、まるで実家に帰ったような心地よさ。
そんな居心地の良さにも惹かれるのか、次から次へとお客さんが入ってきていました。
メニューはきくや独特のL(お椀3玉分)から始まるサイズ呼び。
L冷汁天付600円から、肉汁になると50円増し、ミックス(海苔が付く)はさらに50円増し。1玉増えるとやはり50円増し。
ちなみに、肉うどんやカレーうどんもありました。これからの季節はこちらを頼むのも楽しそうですね。
今回はLL肉汁天付を注文。あっという間に出て来ました。
うどんは少し灰色がかっていて細目、やや不揃いな麺線。
モソモソとしていて、すすり上げるというよりは噛み締めて楽しいタイプのうどんです。ほのかに鼻を抜ける小麦の香りが嬉しい。
出汁は醤油がスッと後に残るもので、見た目からは想像出来ないほどにサッパリといただけます。
糧の青菜はもちろん、生姜とワサビが両方付いてくるのが面白いですね。
天ぷらは玉ねぎやニンジンのかき揚げで冷めても美味しいものでした。
食べ終わっても席を立つのが惜しくなるほど居心地の良いお店でした。
うーん。ご近所の方が羨ましいです。