2020年8月末、高円寺の
「てんてこ」さんが店名を替えて南阿佐ケ谷にリニューアルオープンしました。
店名は
「東奔西走」。
うどんはお昼だけご提供とのこと。
お店は丸の内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分ほど。大通り沿いにあります。
開店5分ほど前に来たのですが、すでに先客が並んでいました。
さらに後ろにもお客さん。開店と同時に即満席に。
店内はコの字型カウンターだけ12席ほどのキャパ。
接客の女性と厨房で男性が二人作業をされていました。
注文は食券制。
東奔西走うどん980円を左上に、明太子の豆乳クリームうどん、牛明太釜玉バター、梅豚みぞれうどん、季節のおうどんの5種類。
他、牛すじカレーライス、卵とじ天丼、かしわ天に土ごぼう天、半熟玉子天と並びます。
一番下にはハートランドがあり、昼ビールも楽しめる模様。
うどんとは直接関係ないのですが、壁に描かれた大きなイラストが凄くて惚れてしまいました。
見れば見るほど味が出ます。
客席に置かれたこの会報のイラストも多分同じ方の描かれたものですかね。
いつか描かれた方についてお聞きしてみたいものです。
今回は東奔西走うどんを注文。
10分ほどで出て来ました。
滑らかで綺麗な鼓型を描く細めのうどんは、ヌラヌラと艶があり伸びがありとてもエロく(笑)美味しいです。
お店に入る前からとんでもなく良い匂いのしていた出汁は厚みがあり、牛肉、ごぼう、人参などが加わることにより濃厚なのに酸味も感じられてサッパリとした後口。
とても美味しくいただけました。
客席の会報によると、出汁を一晩寝かせるために一日に提供出来る分量に制限が出来たため、夜は釜の火を落とすことにしたとのこと。
そのため夜は出汁酒場としての営業となり、うどんは提供されないそうです。天ぷらやおでんは提供出来るようです。
無茶な希望だとは思いつつも、いつか夜もおうどん食べられるようになると良いなぁ…と期待に胸を弾ませつつ、お店を後にしたのでした。