中野
「えびすやうどん 中野店」にお邪魔しました。
5月12日開店。
駅前北口商店街から一本横に抜けた、中野駅北口ロードの中にあります。
本店は博多。中野店は築地銀だこのホットランドが運営だそうです。
6月8日には銀だこの間借りで芝大門店もオープンしたそうですが、それもホットランド繋がりですね。
目の前まで来ないと見逃してしまいそうな小さな店頭には、カルビぶっかけうどんの写真がドーンと飾られています。
なんでも、2014年に大阪で開催されたU-1グランプリで、準優勝に輝いたメニューとのこと。
博多というと、どうしても温かいかけ出汁のうどんを思い浮かべてしまいますが、その中で敢えてドドンとぶっかけうどんを前面に押し出すスタイル。気になってしまいますね。
店内は奥に長くカウンター席が10ほど。
こじんまりとした雰囲気ですが、目の前の厨房からは美味しそうな匂いがガンガンしております。
店長と店員さんらしき男性お二人で切り盛りされていました。
メニューは看板のカルビぶっかけうどんを始めとして、ビビンバが付いてくる
「カルビぶっかけビビンバスペシャル」。
博多の定番、肉ごぼう天うどんや、他にも月見とろろぶっかけうどんと並びます。
今回はカルビぶっかけうどんを注文。
10分くらいで出てきました。
うどんは手揉みのようにクニクニ捻れています。
食べるとふんわりふわふわとした独特の食感。
圧力釜を使ったような、でもそれとも少し違うような。
あまり都内では味わったことのない不思議な印象です。
出汁は昆布が主体でしょうか、まったりとした甘めのもの。
味の濃いぶっかけ出汁なのですが、一口飲んで
「あ、素材の味っぽいものを感じる、美味しい」と思ってしまいました。
カルビは小さい塊がゴロゴロと。噛むほどにお肉の甘みが出て美味しいです。
出汁やうどんとの相性もピッタリでした。
驚きを感じさせる看板メニューといい、独特のうどんといい、ここでしか食べられないというオリジナリティ溢れるうどんがいただけました。
これは温かいうどんも食べに行かねば。