神保町の
「有頂天うどん」にお邪魔しました。
2018年6月開店。出汁と麺にとことんこだわったうどん屋さんだそうです。
場所は神保町駅から徒歩3分ほど。大通りを一本入ったところにあります。
この辺りは丸香や直白、はなまるうどん等うどん屋さんが集まる激戦区。そこに敢えて出店されたところに自信を感じます。
店内は奥に長く、左手が客席、右手が厨房、奥がレジという動線のわかりやすいもの。
注文は、先にメニューを伝えてうどんを受け取り、途中で天ぷらを取って奥でお会計、という流れでしょうか。
ただ、この時は夜だったこともあり、天ぷらは言っていただければ揚げたてを出します、と但し書きが。
また、うどんも会計後に呼ばれて丼をいただきました。昼だとまた流れが違うのかもしれません。
メニューは、かけ並300円からと安いです。
他にはぶっかけ、釜揚げ、釜玉、ざる、肉うどんなど。天ぷらはオプションでいただけます。
中、大は並からそれぞれ100円増し。
レジ横の薬味は生姜、七味などの他に天かす、青海苔入り天かす、(多分)ゆかり入り天かすがありました。
三種類の天かすは珍しいですね。うどんに入れると色合いが綺麗になります。
今回はシンプルにかけうどんを注文。
5分ほど待って出て来ました。
うどんは四角い中太で素朴なモチッとした食感。
出汁は昆布…うるめ…?
非常に薄味ながら繊細で素敵な風味が出ていました。
飲めば飲むほどに後を引くという不思議な出汁でした。
一緒に頼んだ茄子天とちくわ天は、頼めば揚げたてがいただけるとのことでしたが、急いでいたので揚げおきのものを。
でもこの冷めた茄子天が妙~に美味でした。ジュワーと茄子の美味しい汁が出ておりました。
メニュー等は取り立てて斬新!というものではないのですが、噛めば噛むほど通えば通うほど味が出て来そうな、スルメのような不思議な味わいを覚えました。
ここはもう一度お邪魔してみたいです。