東京ビッグサイトに寄った帰りに、香川、愛媛のアンテナショップとして有名な新橋の「かおりひめ」で食事を取ろうとお邪魔しました。
一階はお土産屋。二階では食事が出来ます。2003年10月の初訪問からも何度か立ち寄ってはいるのですが、食事するのは今回で二回目です。
昼時に入店したら満席、行列5名でした。ゴールデンウィークなのもあるのでしょうが、すっかり知名度が上がった感が伺えます。5分ほどして入店。
お、ひやひやがありますよ。
早速頼んでみました。施設内の食堂で400円は安いですね。待ち時間は8分ほど。見込み茹でなのでしょうが、この混雑具合なら茹で立てでしょうきっと。
うどんは以前いただいたものより太く、固くなった気がします。機械打ちだと思います。冷えているからかキシッとした食感。味や粉の風味はわかりませんでした。
ダシはイリコも感じられますがこちらは多少押さえ気味にしている様で、ベースは節を効かせた関西風。今日の様な暖かい日には良いですねー。ゴクゴクといただけました。
JR新橋駅から徒歩1分の場所にある
「せとうち旬彩館」。香川県と愛媛県のアンテナショップとして、今年3月にオープンしたお店です。
この2階に、香川の「香」、愛媛の「媛」から名を取った、
「かおりひめ」というお店があります。2県の様々な幸を生かした、郷土料理・食材レストランです。もちろん讃岐うどんもメニューにあります。
ワタシがお店に着いた時には、昼の3時という中途半端な時間だったにも関わらず、広い店内の6割方の席が埋まっているという盛況振り。
ここは都下では恐らく唯一、地粉である
「さぬきの夢2000」を使ったうどんが食べられるお店です。それを試してみたくて足を運んだのでした。
ぶっかけを注文。すぐうどんが出て来ました。上には鰹節、かいわれ、ネギ、生姜、大根下ろし、そしてレモン。
まさしく正統派といった感じのうどんです。柔らかめですがモチモチしていて気持ちの良い歯触り。うどん自体にきっちり味と香りがあって、それが鰹の効いたダシと合わさって何とも美味しいです。都下で食べられる讃岐うどんとしてはかなりレベルの高いモノで、アンテナショップとして充分その役割を果たしている一品に思えました。
ここの楽しい所は、1階の特産品コーナーで買い物が出来る事です。和三盆やダシ醤油など、香川の名産を見て回っていたら、見慣れた名前の書かれたうどんを見つけました。
三好清さん。おぉぉ「
日の出製麺所」の大将じゃないですか。日の出製麺所の生麺がまさかここ新橋で買えるとは、ちょっと良いカモ。
そんな訳で、日の出製麺所の生麺と、以前「
葱坊主」で食べて気に入った醤油豆をお土産に購入しました。
ちゃんとした讃岐うどんが食べられて、なおかつ香川県でも有数のお土産うどんが購入出来る楽しいお店です。新橋に立ち寄られる方は、一度足を運んでみても損はしないと思います。