2018年9月開店の新店
「麺散」にお邪魔しました。
テレビや雑誌で話題になった仕掛け人、岡田茂さんが手掛けた讃岐うどん専門店とのことです。
うどん好きな方々の間では、西新宿の
「慎」で麺を打たれていた方がいらっしゃるとのことで話題に上がりました。
明治神宮前から徒歩5分ほど。大通りをどんどん中に入って行った先にあります。
いやはや、原宿の中は久し振りですが、この辺りは本当に迷路もいいところですね(^_^;)ガッツリ迷いました。
店頭には、やはりここの名物である出汁巻きドッグの車がドドンと鎮座。その脇に
「麺散」の看板がぽつんと。
どちらがメインかわからない程のギャップ振りで、しばらく店の前でウロウロしてしまいました。
店内は凄く不思議な雰囲気で、食器が並んでややエキゾチックな雰囲気のあるカウンター。
アジアの屋台を意識されたのか、わざと安っぽい(ような)椅子が並べられたテーブル席。
奥には寿司でも出すんじゃないかと錯覚させる和食のお店っぽいカウンター。
雑然としています。
実はここに来る前に、営業確認で電話したところ、非常にぞんざいな対応をされまして。
そんな訳で、来るまで心配していたのですが、店内の接客はとても丁寧でホッとしました。
ただ、店員さん腕にタトゥー入れていましたが(^_^;)
お客さんは若者も子連れの方もいました。ほぼ満席。
メニュー、格好良いですね。
打ちたて切りたて茹でたての三たてでうどんを提供していただけるとのこと。
メニューはかけうどん450円から。
この辺りの土地柄を考えると激安です。
今日は、げそ天うどんを注文。
うどんは手打ち感のある、やや平打ち気味で捻じれが所々あるもの。
切ったところからは断層がキラキラと。
持つとプルプル、食べるとモチモチ。
慎のうどんかというと、うーん?という感じは否めないものの、ちゃんと美味しいうどんです。
出汁は昆布と鰹節でしょうか。
ベースがしっかりしていて舌にズシンと響きます。
讃岐のようにイリコイリコみたいな個性はないものの、これはこれで嫌いな人はいないだろうなーという万人に喜ばれそうなお味。
げそ天は細めのものが5本ほど。キリッとした食感が良いアクセントでした。