長年の宿題店
「谷川製麺所」にようやく来れました。
駅から遠いためどうしてもお邪魔出来なかったお店でした。昨日から合わせて、たなかっつさんに何度目もの感謝。
後ろは川、前は田園。
のどかな風景が広がる中に、青い独特な屋根の建物がお店の目印です。
店内は雑然としていて薄暗く、まさに飾り気のない製麺所の一風景。朝10時過ぎでしたが、大将と女将さんらしき方が、のんびりと営業中の看板を立てています。
後から来たお客さんが、お世話様ですーと目の前から、玉の入ったケースを2箱持って行きました。
値段はシンプルに、小250円大350円特大450円のみ。
小をお願いしたら、女将さんが手前のざるから1玉丼に入れてくれました。
谷川さんと言えば出汁。大きな寸胴には多種多様なお肉、野菜が入っていて、こちらを入れることが出来ます。
今日はお客さんがまだいなかったためか、大将がわざわざ具材のたくさん入った雪平鍋を持って来て、ここから取りなーと差し出してくれました。
暖かい光景に涙腺が弛みます(T_T)
今日は小250円を注文。
うどんはやや細めで角が取れており、ゆるゆるとしたもの。
見た目何の変哲もありませんが、美味しいです。
出汁は野菜やお肉の旨味が出まくっていて、まさにナチュラルしっぽくうどん。
この味が250円で食べられるとか、ホントにどんな贅沢なんですか…。幸せ一杯になれました。
時間が止まったような景色の中でいただくうどんは本当に素敵な一杯で、食べ歩きでなくてもついついお邪魔したくなってしまうお店でした。