長年の宿題店だった、
「SIRAKAWA」に足を運びました。
平成16年創業。大将は落語家なことでも知られています。
長年お邪魔出来なかったのは、こちらのお店は公共交通機関で行くと、最寄りの駅から往復で徒歩2時間かかってしまうためです(^^;)
それが今回はこんなにスムーズに。車の有り難みを感じるばかりです。
店内はカウンター席のみで10人も入ればほぼ満席。
厨房は明るいのですが、わざとなのか席の側はやや暗めの照明で照らされています。
たなかっつさんの情報で、大将はアニメにも造詣が深いのですとか。良く見るとフィギュアが飾ってありますね。
大将のご趣味だそうです、なロードバイクも。
厨房の奥の部屋には製麺機が見えます。
メニューはしょうゆうどん、かけうどんが300円から。
こちらは一般店なので注文を取ってくれます。
特徴的なのは、ちくわ天が普通の、えびちく、たこちくの3種類あること。
今回はいただきませんでしたが、えびちくは海老を練り込んだ赤天のちくわ版のようですね。
今回はたこちくぶっかけを注文。
うどんはやや細めで、表面ピカピカのツルツル。とても綺麗な麺線をしています。
口に含めばキュルキュルと音を立てんばかりのコシ。美味しいです。
出汁はいりこの香りがふんわりと立ち上り、口の中でうどんと相成って程良くキリリと絡まります。
ややさっぱり目で高級感を覚えるお味。
たこちくは天ぷらに刻んだタコが入っています。
思ったよりはタコタコせずほんのり香るといった感じでしたが、天ぷら自体は揚げたてで絶品。とても美味しかったです。
常連さんのお子様でしょうか、途中で厨房に入っていったりされていて何だかほのぼのしました。
東京ではあまり見ることが出来ない、こちらならではのうどん屋さんの、いかに地元に愛されているかが垣間見える光景でした。