「手打免許 さぬき麺業」が東京に出店するという情報が突然流れて来て、急遽お邪魔して来ました。
1926年創業の
「香川屋」から続く3代90年の歴史ある老舗。
「さか田」や
「さぬきのうどんや」など、かつて名店と呼ばれた東京のお店にも、さぬき麺業で修行されたところが多くありました。
ちなみに、有名な高松空港の出汁が出る蛇口もここの提供です。
本日(訪問日=10/30)開店。場所は東京駅地下街のにっぽんグルメ街道です。
開店当日だけあって、40人以上入れそうな店内はほぼ満席の大盛況。
店員さんもてんやわんやのてんてこまいです。
メニューはわかめ、生醤油680円からとやや高め。
地産を前面に出しているようで、鶏天には
「オリーブ地鶏使用」、じゃこ天やエビは
「瀬戸内産」と記述がありました。
今回は、東京限定メニューという地えびかき揚げぶっかけを注文。
店内の混雑振りからかなり時間かかるかなーと思いましたが、12~3分ほどで到着。
うどんはやや細め。
遠目で見た時は純白でやや色気に欠けるかな…という印象でしたが、さもあらず。
箸で持つとぷるるんと踊り、噛めばもっちーんと歯に吸い付くように踊ります。美味しいです。
出汁は甘めでスッキリ。
優等生的な、何とでも合いそうな、どなたでも楽しめそうなお味でした。
ザ・讃岐スタンダードといわんばかりの、しっかりした讃岐うどんをいただくことが出来ました。
出汁のイリコ感が少し足りないかも…など、讃岐うどんの尖った個性的な部分を追求すると少し物足りなく映るかもしれませんが、逆に言えばそれは万人どなたにも受け入れられるお味ということ。
もう少しお客さんが落ち着いたら、またお邪魔したいですね。