博多を後にして一転、雨の久留米地方へ。バスに乗って
「立花うどん 久留米店」に向かいました。
筑後地方一帯で昔から親しまれていた筑後うどんの有名店。柳川の同名店から独立して、創業30年以上を誇ります。
こちらの名前を知ったのは、うどんライター井上こんさんが提供されている
「ふくうどん」。
ふくうどん単体ももちろん美味しいのですが、販売当初に一緒に提供されていた出汁があり、それがこちらで作られたもの。
これがべらぼうに美味しく、是非ともこれはお店でも飲んでみなければと思っていたのでした。
お店は久留米大学前駅から徒歩15分ほど。久留米駅などから、バスも近くまで出ています。
来て最初にびっくりするのが、目の前に広がる駐車場。雨だというのにほぼ満車です。
年季を感じさせる店内もとても広く、テーブルに小上りに100席以上。相席ごめんでどんどんお客さんが入って来ます。
それをさばく店員さんの動きもまたキビキビ。
メニューはかけうどん300円を始めとして、丸天ごぼ天はもちろん、もやし、昆布、月見、えび天、肉、梅、わかめ、かき揚げ…と大量のトッピング。
肉飯や天丼、おにぎり、いなりなどのサイドメニューに加えて蕎麦もあったりと目移りが大変です。
テーブルの上には昆布の煮物とつぼ漬け。
この辺りのサービスも嬉しい限りです。
今回は肉うどんを注文。
10分ほど待って運ばれて来ました。
うどんは中太で均一。食べるとポニョポニョ。
元々ご飯のおかず(汁物)として食べられてきたという筑後うどんらしい、出汁と調和しまくる美味しい麺です。
肉は甘めに煮られた牛肉がこれでもかと入っていて、雨に濡れた身体に甘さが染み渡ります。
出汁はお肉の甘味が強くて風味がわかりませんでしたが、舌に旨味が乗ってきて美味しい。
ふくうどんの時に飲んだ出汁は煮干しの風味が凄く強かった記憶があるのですが、製法が違うのか体調かお肉の影響か、かなり違う…。
具体的に書くと、お店の出汁は通販の時よりも個性が弱めで、スッキリした感じがしました。
かけうどんも試してみたかったな…。
そういえばここは持ち帰りもやっているのでした。次はその辺りも検討に入れてみることにします。
※実は立花うどんも通販されているのですが、注文5人前からでして、かけうどんでも送料込で3,000円以上かかるのですよね…うぅ、悩みます。