博多うどんの超有名店
「うどん平」にお邪魔して来ました。
ネットで見ると、タモリさんが愛するお店として知られているようなのですが、残念ながらそちらのソースは見つからず…。
凄く並ぶと聞いていたので早めに出掛けてみたら、開店15分前で雨の中50人待ち。
お店前の道路に30人ほど。そこを曲がって更に20人ほど。想像以上に凄い行列でした。
半分くらいが外国の方のようで、そこかしこから中国語と韓国語が聞こえて来ました。
それでも回転は早く、開店後40分くらいで着席。
店内はこじんまりとしていて、隙間隙間に席があってお客さんが吸い込まれるように着席していくような感じ。
相席前提なので常に満席。
カウンターとテーブルでキャパは24席。
厨房では大将らしき方が生地を平たく延ばしまくっており、ホールではご年配の女性が流れるようにお客さんを回しています。
メニューはかけうどん300円からと安いです。
ほとんどの方がメニューに書かれていない
「肉ごぼう」に、いなり寿司やおにぎりを合わせていました。
少し調べてみたのですが、何故、肉ごぼうが人気なのかは結局わかりませんでした。
私が見逃しただけで店内の何処かに書かれていたのでしょうか、それとも何かのメディアで紹介されていたのでしょうか?
※
「肉」と
「ごぼう」はメニューにあります。
郷に入っては何とかで、私も肉ごぼうを注文。5分ほどで出て来ました。
うどんは平打ち気味でホヨンとした食感。
博多のうどんはコシがないと良く聞きますが、箸で持って切れそうで切れないその柔らかさは、研ぎ澄まされた熟練の技の境地を垣間見ているかのよう。
出汁の味が物凄く乗っていて、またうどん自体の甘味も感じられて美味しいです。
出汁は柔らかくバランスの取れた味。昆布が強めなのでしょうか。
残念ながら肉とごぼう天の風味が強く、出汁自体の風味はかき消されてしまいましたが、それでも美味しさは充分。最後まで飲み干せます。
ごぼう天は薄いタイプで揚げおき、お肉はあっさり目に炊かれていました。
流石は!といった感じの美味しさでしたが、近場に美味しい博多うどんのお店がひしめくことを考えると、正直行列が長過ぎる印象ではありました。
でもそれは、やはり通わないとわからない、ここならではという美味しさがあるのかもしれませんね。
いずれにせよ近隣にお住まいの方が羨ましい限りです。