山梨県富士吉田市
「手打ちうどん ムサシ」にお邪魔しました。
2001年開店。吉田のうどんの中でも強いコシが味わえるお店なのですとか。
セルバでいただいたうどんナビを参考に来てみました。
こじんまりとした店内は座敷のみ25席ほど。テレビがついていて何だか落ち着く雰囲気。
恰幅の良いお兄さんが(目に見える範囲では)一人で切り盛りされていました。
入店直後は空いていたのですが、11時を過ぎた辺りからあっという間にお客さんが入って来ました。
メニューはかけ、つけ350円、冷し400円。
大量に具材の乗ったムサシうどんでも500円と安いです。
また、大盛り100円、替え玉も150円でやっています。たくさん食べたい方も安心ですね。
今回は通常のかけうどんにお肉を乗せてみました。
吉田のうどんといえばキャベツ、きんぴら、そして馬肉などが有名でして、その影響でついやりたくなってしまいまして。
お肉がうどんに乗ると何だかウキウキします。
うどんは極太で豊かな麺線。
一口食べて思わず
「ブフォッ」と吹いてしまいました。これは凄い噛みごたえ。
茹で残りが多く、ガチガチではなくモソモソとした食感。
普段でしたら熱い出汁に浸してもう少しうどんが緩くなるのを待つのですが、うどんの太さ的にこれは無理っぽいなーと、ひたすらモグモグして丼の奥へと侵攻。
出汁は深みのある、味噌と醤油の煮干し出汁。
肉は馬肉で噛みしめると独特の旨味が感じられました。
今までお邪魔してきた吉田のうどんの中でもかなり個性的なお店で、お客さんがたくさん来るのもこれは納得、な気がしました。
それにしても、この満足感でこのお値段。吉田のうどんは本当に日常に密着している地域食だと実感です。