長年の宿題店「手打うどん 長谷沼」にようやく来れました。

　本川越の名店「才谷屋」が閉店した後に出来たお店で、大将は才谷屋、そして谷やで修行されていた方。
　2013年のオープン以来、今や押しも押されぬ讃岐うどんの名店の一つです。　店内は基本的に才谷屋さんを踏襲しています。
　ゴールデンウィークなこともあってか、14時過ぎにも関わらず大混雑。

　レジの女性店員はにこやかで物腰柔らか。
　大将は作業中は近寄りがたいですが、接客されている時はやはり柔らかい印象を受けました。　注文の仕方は店頭にわかりやすく書いてあったので困りません。
　注文して番号をもらって呼ばれるのを待ちます。

　周りを見渡すと、あ、ほとんど丼が置かれてない(^_^; 結構待ちそうな感じです。　メニューはかけ小500円から。小でも普通の並サイズありますとのこと。
　近くのテーブルで「ここはつけが有名だから…」という声が聞こえましたが、どうしてもかけ出汁が飲みたかったので、今回は冷かけを注文。
　幸い20分ほどの待ちで済みました。
　美しい盛り付けに息を呑みます。　うどんは確かに小でも普通のお店の並盛。
　下手すると大盛りレベル。

　中太でエッジのしっかりした奇麗な四角。モッチンとした食感がたまりません。　出汁は、旨いとしか形容出来ない美味しさ。
　以前、知り合いの方が観音寺の業者を直接大将に紹介したという話を何処かで見たのですが、確かに凄いイリコ。旨味の深みに身体ごと引き摺り込まれるかのようです。

　これでワンコインとは恐るべしとしか言いようがありません。　お店を出た時は、14時20分頃だったにも関わらず、すでに準備中の札が下がっておりました。
　間一髪でした(^_^;)どうもご馳走様でした。