とにかく何処の情報を見ても
硬くて太い、太くて硬いという、個性的な評価をされているうどん屋さん
「京橋縁うどん店」。特に最近名前を良く聞く様になったので、向かってみる事にしました。
最寄駅は営団銀座線の京橋駅ですが、この周辺は駅が密集していて、都営浅草線の日本橋駅、JR東京駅からも問題無く向かう事が出来ます。
今回は東京駅から。八重洲地下街を抜けて地上へ。中央通りを日本橋方面へ向かい、次の大きな交差点の手前で右折。しばらく歩くと角にお店が見えて来ました。
平成14年7月に開店したお店で、流石に綺麗です。カウンター席もテーブルもあって40人程座れそうな店内。ワタシが入った時は、威勢の良いナイスミドルなおっちゃんがカウンターに立っていました。
壁には色々な張り紙がしてあります。素材に対しての薀蓄は有り、○○旨い店に選ばれましたとの張り紙は頼もしく。メニューにも書いてある
「二杯のうどん」はちょっとホロリと来る話。行かれる機会がありましたらどうぞ。
15分程待ってうどんが出て来ました。うどんの上には茹でたキャベツ、人参、ワカメ。小皿に大根下ろしとネギ。
噂通り硬くて太いうどんです。初期の「
うちたて家」の食感に少し似ている様な気がしますが、太さが段違いな分
顎に来ます。完全に噛み締めに寄ったうどんで小麦の香りがします。つけダシは胡麻の風味が効いた甘辛いモノで、中の肉もダシに負けず劣らず甘辛です。
確かに個性的なうどんでした。このお店に関しては好みが真っ二つに分かれる様な気がします。ワタシは太いうどんと甘辛のダシが相成って、相乗的なクドさを感じてしまい好きになれませんでした。大将は
「3回ウチのうどんを食べれば病み付きになる」と語っているそうなので、次行った時にはまた考えが変わるのかもしれません。