2018年春の讃岐うどん巡り、ラストは綾歌郡宇多津町の
「うぶしな」でした。
宇夫階神社の息子さんが、神社のお手伝いの傍ら、宇多津の名店
「おか泉」で8年アルバイトし、2005年に自分のお店を持たれたそうです。
お店の場所は宇多津駅から徒歩15分ほど。
宇夫階神社の端に暖簾と階段があって、その先にお店があります。
普通だったら絶対に見つけられないような凄いシチュエーションですが、どんどん目の前の駐車場に車が止まり、どんどん人が階段の奥に吸い込まれて行きます。
神隠しでも見てるかのようです(笑)。
階段と通路を抜けた先には小さな屋内と、半屋外の飲食スペースが。キャパは15人くらいでしょうか。
奥の厨房では、女性がひたすら注文を取って大将がうどんをあげています。
お昼時入店で満席。
前の人に付いて行くと、どうやら女性のとこまで行って注文して、番号札をもらって待つ形式のようです。
メニューはかけ280円から。
肉ごぼうぶっかけと宮うどんなるメニューがイチオシとのこと。
天ぷらもおでんも、狭いスペースにキッチリ揃っていました。
どれも美味しそうです。
今回は宮うどんを注文。
うおお、凄いビジュアルです。
うどんの上には巨大なお餅の天ぷらが乗っています。
うどんは中太で半透明。光を反射して瑞々しく輝きます。
口に含むとぷるぷると素敵な食感。おか泉の上品さを受け継ぎながらも少し素朴さを残している感じ。
出汁は薄味なのですが、旨味に溢れて美味しいです。
天ぷらの油で風味などはわかりませんでした。別盛でいただきたかったです。
お餅の天ぷらは、出てきた時バチバチ言ってました(^_^;)アツアツとろとろで、こんなん美味しくてバチが当たります(神社ですが)。
ただ、天ぷらの油がどんどん出汁に溶けるので、正直最後は胃にもたれましたorz
他のお店でも感じましたが、もう私はかけうどんに天ぷらを乗せられない体なのかもしれません…。
しかしともあれ、全体的には素晴らしいおうどんでした。
目の前の席で女の子が食べていたざるがメチャメチャ美味しそうでした。これは冷たいのも食べてみたいですね。