2018年春の讃岐うどん巡り。
3軒目は仏生山の
「宮武製麺所」です。
実はこちらのお店は、仏生山駅から仏生山温泉に行く途中で偶然見つけたのでした。
昭和32年創業。屋根の低い昔ながらのお店の造りにドキドキしてしまいます。
店内は小さなテーブルとカウンターがあり、15人くらいは入れるでしょうか。
お昼時を少しずらして閉店間際にお邪魔したので先客は一人だけ。ぼーっとメニューを見ていたら奥からおばちゃんが出て来ました。
メニューはかけ170円からと安いです。この時は天ぷらなどはもう棚からなくなっていてました。
そんな訳で、かけ小170円を注文。
かけは温めるところまではやってくれて、出汁は手前の鍋の蓋を開けて注ぎます。
ネギと天かすもその横から自分で取ります。
うどんはやや細めで柔らか。
もちろん茹で置きなものの、それをあまり感じさせない上品さです。
まるで最初からこの固さにするために茹で置かれていたかのような感じ。
博多うどんをいただいているかのようです。
出汁は一瞬びっくりするくらい色が薄いのですが、しっかりとまるーい旨味が出ています。風味や香りは突出せずあくまでも丸い雰囲気。
これは煮干しを使っていないことも理由の一つなのでしょうか。美味しかったです。
後で調べたのですが、こちらは食べログ等でも評価の高いお店なのですね。
歴史を感じさせ、なおかつ美味しい素敵な一店に偶然入ることが出来てとてもラッキーでした。