長崎県五島列島への出張中に、
「食い亭」に立ち寄りました。
日本三大うどんの一つと一説に言われる五島うどんの専門店は、実は五島にほとんどありません(^_^;)
下五島だと更にそれが顕著です。五島うどん自体は結構何処でも食べられるのですけれども。
こちら食い亭は、福江港周辺(徒歩圏内)で個人的に調べた限りでは、唯一の五島うどんを謳ううどん店(蕎麦もあります)。
福江島ターミナルにある立ち食いです。
お店といっても壁はなく、暖簾で仕切られただけの簡素なスペース。
キャパは横並びで5人ほど。お店に向かって右側は立ち食い。左側には席が2つほどあります。
注文は食券制でかけうどん430円から。きつね、えび天、月見などオーソドックスなものが並びます。
店員さんは年配の女性が一人。
今回はかけうどんを注文。
ちゃちゃっとうどんを温め直すような感じで出て来ました。
かけといいながら沢山具が入っていて嬉しいです。
一口いただいて、頭の中に浮き出た感想は「う、うまっ?」。
うどんは細めで丸みがある、まごうことなき五島うどん。ツルツルとした喉越しが良い感じです。
出汁はアゴかどうかは判断出来ませんでしたが、薄めの色に旨味がしっかり、美味しいです。
具の蒲鉾、さらっとした天かす、とろろ昆布も良い感じ。
立ち食いとして考えると少しだけお値段高めなものの、場所を考えれば決してボッタクリではないですし、食べてみれば割高感も感じさせない、美味しい一杯がいただけました。
もし次回また福江島に来たら、きっと間違いなくもう一度ここに来ると思います。