以前から宿題になっていた、所沢の
「涼太郎」へ行って来ました。
東村山にある武蔵野うどんの名店「きくや」直営店です。
お店は所沢駅の東口を出て、大通りを真っ直ぐ。ファミマの向かいの道を入ったところにあります。
三角形っぽい造りの外観。
灰、赤、白で塗られた壁にはイタリアンっぽいメニューとうどんメニューが所狭しと飾られていて、カオスな雰囲気がたまりません。
店内にはテーブル席とカウンター席、そして小上がりも。キャパは20席と少し。お昼頃の入店で8割ほどのお客さん。
こちらも白い壁にお洒落なメニューとうどんメニューが合わせて飾られています。
カウンター奥の厨房では、たくさんのご年配の女性が作業されていました。
メニューはつけ汁うどんが主体。
肉汁を始めとして、きくや独特の「肉汁天付」、「ミックス(のり+かき揚げ+肉汁)」と並びます。
カレーや、肉汁とカレーのつけ汁セットなんてのもあります。
サイズはこれまたきくや系独特のもので、小さい茶碗サイズを一玉と数えて計算します。
最小サイズは3玉でこれをLと呼び、そこから一玉増えるごとにLL、3L、4L、5Lと名称が変わります。
今回は3L肉汁つけめんを注文。10分ほどして出て来ました。
器でかっ!(^_^;)
底にざるが敷いてありますが、それでも多いです。これで650円とは。
メニューには3Lが一人前と書いてあったので、ここではこの量が当たり前という感じなのでしょうか。凄いです。
うどんは細めでネジネジ。白からやや黄色味。
噛むと粘り少なめでモソモソとした食感。粉の風味はしっかりと鼻を抜け、塩味も感じられます。美味しいうどんです。
肉汁は真っ黒で、中に入るバラ肉も醤油色。
飲めばややしょっぱめで肉の脂が勝ちます。男らしくて好感が持てますね。薬味が青ネギでなくて白ネギなのもまた素敵。辛さがこのダシをさっぱりさせてくれます。
東村山から飯能方面に伸びる武蔵野うどんの世界を、間違いなく支えてきた一店。
きくや系は久しぶりでしたが、古さはなくむしろ逆に新鮮な気持ちでうどんをいただくことが出来ました。良いお店でした。