東京の東側の武蔵野うどん屋さんを調べていた所偶然見つけた、
「武蔵野うどん 麦わら」へお邪魔して来ました。
2016年8月開店。
大島駅から大通りを一本入った、小さな商店街の先にあります。
昔ながらのうどん屋さんといった風情の店構え。店内はカウンターとテーブルで15席ほど。
家族経営でしょうか、厨房には男性女性、ご年配の女性と若い男性、物腰柔らかくて居心地が良いです。
また、お客さんも当然のことながら地元の方がワイワイいらしていて、とても和やかな雰囲気です。
メニューの先頭では、きちんと武蔵野うどんの説明をされています。
※写真は外にあったものです。
肉、カレーとスタンダードなつけ汁メニューを始めとして、きのこかき玉、胡麻味噌のオリジナルつけ汁、定番のきつねやたぬき、天ぷらなどの品も並びます。
うどんは250gと普通の量ですが、ご飯セットや天ぷらセットもあり、老若男女分け隔てなくお腹いっぱいになれそうです。
今回は肉つけ汁うどんを注文。12分ほどして出て来ました。
ほうれん草が脇に添えられているのは糧でしょうか。しみじみと良い感じですね。
うどんは褐色がかっており、噛むと小麦の風味が立ち上ります。
食感はやや固めのポキポキ。熱いつけ汁に入れるとちょうど良くなります。
出汁は鰹の香りがありやや甘め。中の豚肉は厚く、油揚げも満足出来る量。
見た目こそ普通なのですが、きちんと美味しくて最後の一滴まで飲み干してしまいました。
いかにも町のうどん屋さんといった感じで、そこに混ぜていただいた一時がとても心地よく嬉しい時間となりました。
うどんもきっちりと武蔵野うどん。良いお店です。