「うどんや 大門」へお邪魔して来ました。
11月20日に開店したばかりのお店です。
元々は映画UDONの制作スタッフで、高松の一福で修行。神田の香川一福では開店当初から副店長をされていた方が開いたお店だそうです。
場所は中野ブロードウェイの地下一階。
店名の大門は、元々にこちらの場所に入っていた中華料理屋さんの名前ですとか。
ドアのない開放的なスペースの一角にカウンター席が並びます。8人も座れば満席。
決して広くはないスペースですが、端にはミキサーらしきものが。そして麺切り台が壁に掛けてありました。
13時過ぎ入店で満席2人待ち。私が座った後は7人程の待ちになっていました。
壁には宮崎駿さん、宮崎吾朗さん、そして鈴木敏夫さんのサインが。凄い!トトロがちくわ持ってる(^^;
大将がスタジオジブリに勤めていらした頃にお世話になったご縁ですとか。凄い経歴ですね。
厨房には男性、女性店員さんがお2人。そして店員さんのお子さんでしょうか、厨房と客席間をパタパタしている子供がお一人(笑)。
大将は細身でメガネかけていらした方が神田一福にいらっしゃいましたが、その方でしょうか。この日はメガネされていなかったのでいまひとつ確信が持てませんでした。
メニューはかけ小400円からと安いです。
サイズは小中大から選べ、サイズはそれぞれ200,300,400gとのこと。
うどんは注文してから5分ほどで出て来ました。見込み茹でですが間違いなく茹で立てです。
うどんは細くツルツルで太さ均一、所々ネジネジ。
モチモチしていてかすかに伸びも感じられます。美味しいうどんです。
出汁はイリコが効いていて…あれ、神田の一福はイリコ入っていないんでしたっけ(^_^;)
節系の香りにもキリッとした風味にも厚みが感じられとても美味。
最初に食べた頃の一福さんの味を思い出しました。
げそ天は足一本。小ぶりなものの揚げたてで美味しくいただけました。
小さく仕切りもないお店ですが、その分大将の気合とお客さんの熱気が店外にまで充満しているような雰囲気が感じられました。
間違いなく名店になりそうな予感がしております。
個人的に、壁に吉原さんではなく、金魚の粉袋が貼ってあったのも印象的でした。