旗の台に新しく出来た
「釜玉うどん 功刀屋」にお邪魔しました。
2017年6月に開店したばかりのお店です。
大将は神保町の名店「丸香」出身だそう。釜玉うどん専門店の冠は、その辺りも関係しているのかもしれませんね。
場所は東急大井町線旗の台駅から徒歩1分。
食べ歩き好きな方には、でら打ちに入る曲がり角のところ、と書くとわかり易いかもしれません。
店内は白を基調、黒をアクセントとした清潔感ある大人っぽい雰囲気。開店間もないというのともあって奇麗です。
奥には製麺機。店員さんがそこに団子を出していました。
キャパは2人掛けのテーブルとカウンター席で20席ほど。
お昼前の入店で先客2名でしたが、直後あっという間に8割程の入りになりました。
メニューは釜玉うどん580円から。
そこを中心に、明太子、バター、肉、山かけなどの釜玉のバリエーションメニューが並びます。
オプションで天ぷら等ももちろんあり。大盛りは無料。季節限定の釜玉以外のメニューもありました。
今回は肉かま玉を注文。
15分ほど経って出て来ました。
うどんは太めで角が取れた感じ。食感はモチモチモニューンとした独特の食感。
そういえばこちらはうどんを圧力鍋で茹でているとのこと。
今は亡き西新宿のFISHMENなどでこの食感は記憶にありますが、圧力鍋ならではの食感なのでしょうか。
通常のうどんの茹で方とは違いますが、この食感は釜玉、そしてこの太さのうどんに良く合います。
卵はやや固まり気味ですが美味。お肉はやや塩味の強い甘辛でした。
思っていたよりもずっと美味しいうどんでした。
圧力鍋は割とうどんの世界では聞かない試みで、それだけにいただくまでは「うーん、どうだろう?」みたいな印象だったのですけれども。
これはこれで楽しい食感で、世界がまた一回り広がったような感覚を覚えました。
いずれ法人化して2号店、3号店を出店したいと、品川経済新聞のインタビューで語られていた大将。お店がこれからどうなっていくのか楽しみです。