開店以来密かに気になっていた、浅草橋の
「中屋」にお邪魔して来ました。
大きな看板のせいで不動産屋みたいな感じになっておりますが、うどん屋さんです(^-^;
浅草橋駅すぐそば。江戸通りを一本入ったところにあります。2017年6月開店。
店内はメチャメチャ狭く、椅子はありますが半立ち食いのような雰囲気。ちょっと下町っぽい距離感が良い感じです。
接客をされていたご年配の男性が、ちょっとワタワタされながらも明るくて好感が持てます。
12時半入店で先客はいませんでしたが、その後ワーッとなだれ込むようにお客さんが入って来ました。
顔馴染みの方が多いようです。
メニューはもりとかけがそれぞれ冷or温で提供されています。
お値段は並盛280円からと立ち食い並の価格。
並盛の上には中盛、大盛、特盛、大特盛とあって、並からそれぞれ40円足したお値段。
個人的に凄いと思ったのはオプションメニュー。
ずらっと並んだ天ぷらが、全品1つ50円です。
失礼ながら、これで商売になるのでしょうかと逆に心配してしまいましたり(^-^;
とり天と紅生姜天をいただいてみました。
どちらも揚げ置きで小さめですが、安いので全く気になりません。
ご飯もあるみたいなので、天丼とかやったら凄いコスパだろうなぁ…と思いました。
「冷たいかけは(ぶっかけでなく)かけうどんですか?」
「そうですよー」
とのお返事をいただき、今回は冷かけにしてみました。
280円なのに梅干まで乗っていますよ。
ちなみに書き忘れていましたが、お水もレモン水でしたよ!
うどんは並盛とは思えない程に量があります。これ大盛りとかどうなってしまうのかしら(^-^;
良く見ると生地に麦がらが練りこんであり、うどん自身もやや色味がかっています。
やや細めで四角、キリキリに冷えており食感はガチガチ。
冷たいのが好きな方にはたまらないかもしれません。
出汁は飲むと「あ、ちゃんと出汁取ってる」と感じられる風味の良さ。
ただ、壁にも貼られている通り塩分控えめで、冷たいのはうどんと一緒にかっこむと味がほとんどしません。
温かい方が幸せになれるかもでした。
色々と突っ込み所も多いのですが、それらが全て微笑ましく思えるほど個性的で愛らしいお店でした。
全力で応援したくなります。