飯能の
「お寺うどん」にお邪魔しました。
散歩の達人2017年2月号(井上こんさんの記事)を読んで、その存在を初めて知ったお店です。
もともと夫婦で飲食店を営んでいた店主が、住職とのご縁で、境内の空き小屋を利用して始められたそうですよ。
場所は飯能駅から徒歩12分ほど。観音寺の敷地内にあります。
一応、同じく飯能の「如水」さんからも徒歩圏内となっております。
店内に飲食スペースがないので、基本的にお客さんは外で食べるしかありません。
でも心配ご無用。外に手作り感満載の椅子が設けてあるのです。晴れた日にはたまりませんでしょうね。
ちなみに、ここにはコタロウという看板猫もいるそうですよ。
(この日はあいにくお会い出来ませんでした。超無念…!)
うどんメニューはカップうどん(冷)300円のみ。持ち帰りも出来るそうです。
天ぷらも数種類ありましたが今日は売り切れとのことで、その分どうぞと揚げ玉を入れてくれました。
そんな訳で、カップうどんを注文。
この日は他にお客さんがいなかったので、椅子にうどんを乗せてこんな感じで写真撮影しました。
屋外で食べるうどんは、何でこうもワクワクするのでしょうね!
うどんは褐色ネジネジしていて、食べるとモソモソとした食感。
茹でおきですがちゃんとした手打ちうどん。素朴そのものといった風味です。
出汁は醤油とお酒の風味を強く感じました。
非常に個人的な感想ですが、うどんのお味は全体的に池袋西武屋上の「かるかや」に似ているなぁと感じました。
屋外という共通点ゆえでしょうか?
凄いご馳走!遠くからでもわざわざ行く!というタイプではなく、あくまでお参りに来たお客さんの小腹を満たすためのうどん、という位置付けの印象。
しかしこの、抜けるような空の下でいただく開放感は他に得がたいものがありました。
日頃、美味しいうどんを追い求めて過ぎて疲れていらっしゃる方への清涼剤に是非、一杯お薦めしたいうどんです。