東村山市にあります
「武蔵野うどん なつ丸」にお邪魔して来ました。
2016年12月に開店した、その冠の通り武蔵野うどんの新店です。
最寄り駅は久米川駅。そこから繁華街を抜けて団地の方へ。徒歩10分くらいでしょうか。人気のあまりない車道沿いにぽつんと建っています。
店内は小さくて小奇麗な食堂を連想させます。
四角いお一人様がまとめて座れる用のテーブルと、小さなテーブル。10人も入れば一杯になりそうです。
壁には「『気絶するほど』旨い武蔵野うどんはここにある。」とのイラストが。
タヌキが何ともほのぼのした表情で良いですね。
奥の厨房では、顔は見えませんでしたが大将らしき男性と女性、そして接客担当の女性と3人で切り盛りされていました。
接客の女性が、常にニコニコされていて非常に好印象でした。このような方が一人いらっしゃると、お店の雰囲気ががらっと変わりますよね。
11時の開店直後に入店したので先客はなしでした。
メニューはシンプルに、特製肉汁うどん、冷しゃぶうどん、TKU(卵かけうどん)、そしてTKU肉付きの4種類。
うどんの量は並盛、大盛、特盛、メガ盛の4種類から選べ、並盛は300g。メガ盛は1kg。
一番安いのはTKU並盛500円。特製肉汁うどん並盛は660円です。
今回は特製肉汁うどんを並盛で注文。
温と冷が選べるので温を。見込み茹でなのか、厨房から5分くらいでピピッとタイマーの音が。その後お待ちどうさまですーと出て来ました。
うどんに乗っているのは生麩、添えられたのは糧のほうれん草、ネギ、そして…これは後で。
うどんはやや太めで褐色。形状は四角なのですが、温かいためか角が取れていますね。
食べるとモフモフとした食感。粘りはありません。粉の風味と甘みは感じられます。
出汁はフッと鰹の香り。
少し甘めで、尖ったところはないのですけれども、何だかとても美味しく感じられました。
たらいの底にはうどんの切れ端が。
そして、最後に添えられていたのは…餡とクリーム!
乗せて食べるとデザートみたいで美味しいですよ、と店員さん。
これは美味しくない訳がない、と早速やってみたところ…
あれ?意外と合わない?(笑)
もちろん不味くはないのですが、うどんの風味が餡と微妙に喧嘩している印象でした。うーん残念。
しかし、雰囲気は良いしうどん自体は美味しいし、とても素敵なお店でした。
私個人としては珍しく、家族を連れて来たいなーという気持ちになりました。
そうそう、こちらは土日祝休みだったのですが、今月から隔週で土曜営業が始まりましたよ!