東急東横線に乗って、横浜の
「自家製生うどん 饂飩頑陣」にお邪魔してきました。
饂飩頑陣さんは「金のアゴ出汁」を標榜する自家製うどんのお店。元々港南台でお店をやられていて、2016年4月にこちらに移転されて来たそうです。
場所は馬車道駅から徒歩3分ほど。
ビルの横を入った辺りに建っていて、最初は少し戸惑うかもしれません。隠れ家ぽくて良いですね。
店内は奇麗な正方形のような形。カウンター6席テーブル6席でこじんまりとしています。
明るくお洒落なバルのような雰囲気で、お子様連れでも安心してお邪魔出来そうです。
若い大将と奥様でしょうか、お二人で切り盛りされておりました。
大将ご夫妻は、なんとお二人揃って「だしソムリエ」の資格を持っていらっしゃるそうですよ。
ガンガンお客さんが入って来ていました。
注文は食券制。
温かいかけ、冷たいぶっかけが各600円から。
「金のアゴ出汁」と書かれていたので、博多系のイメージがありましたが、とろろ、讃岐天、肉、ごぼう天、カレーなど、特定の地域性などに偏らず色々なところの良い所取りをされている、という印象。
品数はかなり多めに感じました。
机にはたくさんのこだわり書きも。
お店に入るまではかけうどんを狙っていたのですが、大将から
「極旨カレーあります~」
とのお声をいただき、反射的にそっちのボタンを押してしまいました(笑)。
いや、こっちも食べてみたかったんですよ。金曜限定と書かれていたので今回は諦めていたもので。思わず。
体感7~8分程でうどんが出て来ました。
おー、美しいビジュアルです。カレーの茶色に海老天の赤、アボカド天の緑がほのかに映えています。
うどんはやや太めで四角くもっちりとした食感。
固さは感じられず、うんうん、これで良いんだよと孤独のグルメよろしく、何がこれなんだかわかりませんが一人頷いてしまう美味しいうどんです。
カレーは粘度が高く、レンゲをもってしてもなかなか掬えません。
お肉と野菜の旨味が溶けていて、これまたとても美味しいです。あまり辛さは感じられませんが、食べ進めるとほのかに汗をかいてきます。
上に乗るのは海老天とアボカド天、そしてクラッカー。意外にもこのクラッカーが良い箸休めで、口の中をさっぱりさせてくれます。
海老はぷりぷり、アボカドはホクホク、どちらも揚げたてで美味しかったです。
嬉しいオマケは、底に潜んでいた「ご飯」!
一杯で二度美味しいというヤツですね。
このカレーにご飯が合わないはずもなく、最後まで美味しくいただけたのでした。
洗練された空間で美味しいおうどんをいただくことが出来ました。
雰囲気から細部までトータルで統一感があって、完成度の高いうどん屋さんというのはこういうお店を指すのかなあと。
良いお店だと思います。