この日はお店の近くに用事がありまして、帰り道にお邪魔してみました。
東京麺通団はいつ来ても混んでますけれども、週末となるとなおさらですね。釜揚げ系のメニューのお客さんが釜の前に座っているのもいつもの光景です。
今回はお腹が空いていてすぐにうどんを食べたかったので、釜揚げ系はやめて、まだ注文した事のない冷やしを注文してみました。かしわ天も一個つけてレジに向かいます。
こちらで言う「冷やし」とは、釜から揚げて水で締めたうどんを、氷水の入った器に入れて供するメニューです。氷水に入っているので、最後までうどんが冷たいままお味を楽しめるという訳ですね。
出汁は醤油、砂糖を強く感じさせつつも、イリコのアクセントが効いた讃岐を思い起こさせる味。
うどんは氷水に入っているだけあり食感がキリッと締まっています。
ただ、水に入っているためか、どんなに出汁につけても最初に感じるのはやはり
水の味になってしまうのですね…。そのため、うどんと出汁の間に水の壁がある様なイメージでいまいち楽しむことが出来ませんでした。
そういえばこの感覚は釜揚げの時にも良くあるんですよね。この辺りは個人の好みの問題なので、それだったら、最初から冷やしを頼まなければ良かったじゃないか、という話になってしまうのですけれどもね^^;
この日曜日から火曜にかけて、全国各地のうどん屋店主やライターさんが讃岐に集まる一大イベントがありました。
残念ながら私は平日に時間が取れなくて香川へはお邪魔出来なかったのですが、それでもうどんだけは食べたい!ということで、この日曜日は新宿に出たついでに東京麺通団へ突入。
げ、14時過ぎだというのに見えるだけでも10人以上釜前にいますよ。レジまでの列を含めると20人位並んでいました。もちろん店内満席です。
映画「UDON」も落ち着きましたし、合わせて客足も落ち着くかなと思ったのですが、メディアに露出しているお店はそうもいかないみたいですねー。
並びに並んで、ひやかけ小290円。今日のうどんはちょっと平打ちっぽく、伸びもモチモチ感も腰もあり非常に素直な食感。ここには書いてはいないのですが前回から2回ほど来ていまして、ここ数回のうどんは完全に安定しています。
反面、ダシは以前よりも遥かに薄くなり、かすかにイリコの香りはあるものの、こちらはマイナス方向に安定してしまったかなぁ…という印象を受けました。
讃岐うどんかと問われれば、間違いなく讃岐うどんなうどんなんですけれどもね~…。開店直後のイリコ臭いダシを知っているだけに、魂が抜けてしまったかの様な趣が感じられて悲しくなってしまいました
先日、実家に帰ったついでに、新宿「東京麺通団」に寄って行きました。
今年は元旦から無休で営業されていたそうで、すごいですね~。14時半入店で店内8割方埋まっています。このお店は空いているのをほとんど見た事が無いです。
今回は頭の中はぶっかけ一色で埋まっていたのですが、メニューを見たら15日までの期間限定で雑煮うどん、そしてそれとは別に、数量限定なのでしょうか、カレーうどんが新しくメニューに加わっていました。
外が寒かったので思わずそのカレーうどんを注文。大590円。プラスいわし天が100円と半熟卵天100円。釜場で温めたうどんを入れてもらい、カウンターでアツアツのカレーを上からかけてもらいました。
このカレー、豚の角煮が入っていてお得感があります。他にも玉葱やジャガイモなどが見え隠れしていますね。啜ってみると、ちょっと独特の風味があります。このカレーもイリコでダシを取ったと書かれていたのでそのせいでしょうか。それに被せて、具材を煮込んだ旨みが舌に絡み付いてきます。
しばらくカレーダシを味わってから、中のうどんをほじくり出しました。どろりとしたダシが外の冷気を防いで、熱々の湯気がうどんからほとばしります。そういえばここの温かいうどんは久しぶりだなーと思いつつ頂いてみると、
う、うまー。
す、すごい。先日食べた根の津のうどんと比較しても遜色ない程美味しいです。ちょうど茹で立て直後に当たったのもあるのでしょうが、中太でつやつやうどんが光っていて、良く伸びもちもちしています。更に温めたせいで、うどんの旨みがより活性化されています。うーんびっくりしました。今までで食べた麺通団のうどんの中では、間違いなく一番美味しいうどんでした。
温かいうどんの良さを再確認した今日の訪問でした。いやー良いですね~。
前回品切れで食べられなかったツナサラダうどんあるかなーと思い、会社帰りに立ち寄りました。
21時過ぎにも関わらず店内8割の入り。相変わらず繁盛しています。お目当てのツナサラダはーと張り紙を見ると…あらら。品切れ中。またもやありつけませんでした。残念。
じゃあ大人しくぶっかけでも食べるかなーと釜を見ると…あれ?張り紙の横にコッソリと隠れる様に、丼と、その中に
「冷やし中華うどん」
と書かれたメニューが…。マジですか。恐る恐るまだ残っているか聞いた所、ありますとの事。
目的だったツナサラダうどんよりも不思議メニューになった様な気がしますが、ならば結果オーライとそれを注文。小590円。
ハム、キュウリ、カイワレ、茹で玉子半分、トマト、レモンとつけダシを途中で受け取ります。見本では全部具材を饂飩に乗せていたので、あやかってうどんの上に全部乗せます。
最後にレモンも絞って準備完了。ではではと早速食べてみると…うん。冷やし中華です(笑)。ダシはサッパリとしていてなおかつ甘みがあります。擦りゴマも入っていてコクもあります。具はどれも普通に美味しいです。
うどんは前回と比べて、伸びがあるいつもの麺通団のうどんに戻っていました。
普通に美味しいですけれども、その普通過ぎる所がかえって麺通団の特徴を無くしてしまっているのが残念です。ちょっと高いですし。
他の一般店などのうどん屋でこのうどんが出てくれば、あー変わっているなぁと楽しめる所なんですけれども。不思議ですね。麺通団のいつものメニューが非凡という事なのかもしれません。
再び新メニューが出来たというので立ち寄ってみました。新メニューは特製つけダシうどん、冷やしうどん、ツナサラダうどん、かすうどん。
本当はツナサラダうどんを食べてみたかったのですが、生憎売り切れだったので今回はかすうどんを注文。小390円。うどんの上に切り込み昆布とかす(牛の小腸の素揚げ)が乗り、その上にかけダシを注いで頂きます。
切り込み昆布は程良く味が付いていて美味しいです。昆布だけにダシとも喧嘩しません。かすは…以前「
なんでやねん」で頂きましたが、ここのはイメージ的に「こてっちゃん」に熱通したものですね。美味しいですけど、これをかすと呼ぶには無理があると思いました。
うどんは完全に死んでました。麺通団で何度か頂いて来てますけど、箸で持ち上げただけで切れるうどんは初めてです。相当茹で置きだったのでしょうか。私は温かいうどんでは、コシがあるうどんは余り得意では無いので、これはこれで有る意味関西っぽくて好きです。ダシはいつも通りのイリコガンガンですが、以前に比べてしょっぱくなっていました。
新メニューが出来たというので立ち寄ってみました。
一日100食限定、その名も「ぎゅううどん」。小490円大590円。
入り口の釜でうどんだけもらって、奥のカウンターでパロマスに牛肉ダシをたっぷりかけてもらいます。冷たいうどんでも出来ると言われたので、そっちにしてもらいました。ひやあつぎゅううどん。
メニューに書かれた説明書きそのまま「牛丼の様な」うどん。
甘めのダシが染みた牛肉は柔らかくて、うどんに良く合います。牛丼の様などころか、こちらの方が本家だと言っても差し支えない程しっくり来ます。美味しかったです。
今日のうどんはいつものゴツゴツシコシコした感じでは無く、しなやかで伸びのあるものでした。
何ですかこの上品なうどんは。麺通団らしくないですよ(笑)。個人的にはこういううどんの方が好きだったりします。
ビックカメラを回った後に立ち寄ってみました。久しぶりの訪問です。
ぶっかけうどんを注文。冷たいうどんに冷たいつけダシ、レモンが添えられています。
以前頂いたぶっかけは、いかにもざるのダシをそのままうどんにかけました感が強く、その濃厚なダシに少し違和感を覚えたのですが、今回は少し改良したのか、以前よりもさっぱりめの、ぶっかけの趣きが強いダシがかかっていました。これにレモンの酸味が加わって、さっぱりズルズルと幾らでも頂けます。
今回のうどんは、クニュクニュと気持ちの良いコシがあって美味しかったです。
結構通っています、東京麺通団。やっぱり新宿という土地柄は強いです。ひっきりなしにTVや雑誌への露出が続いているせいか、最近はいつ行っても混んでいます。外見の怪しさとは裏腹に、女性のお客さんも結構いたりします。
新メニューのめんたいしょうゆを頂きました。締めたうどんにしょうゆと明太子がかかっています。意外な取り合わせですが、これが結構合う合う。好みの味です。うどんはコシが確認出来ますが、ちょっと茹で置いてるなーと思わせるものでした。他のお客さんはみんな釜揚げを頼んでいたので、蒸篭のうどんはかなり時間経ってしまってたんですかね。
営業時間の確認と、新メニューが出来たとの話を聞いて食べに行きました。平日夜7時の訪問で席の埋まりは3割程。大テーブルの上に置いてあった「恐るべきさぬきうどん」は消えていました。
店員は以前より手馴れた感じになってましたが、レジがダシ入れやらレジ以外の仕事を兼任しているせいで、やっぱそこで動きが止まってしまいますね…。何であんな仕様になっちゃってるんでしょう。
新メニューのけんちんうどん。限定50食と張り紙にありましたが、この時間でも注文出来ました。熱々具だくさんのけんちんは大根、人参、鶏肉、蒟蒻、牛蒡に厚揚げと、どれも味が染みていて本当に美味しい。
値段は高めですけど、一食として完結出来る良いメニューだと思います。ただ今日のうどんは余りにも普通の出来で、それが少し残念でしたけどね。
営業時間については店頭に貼ってありました。
10月26日(日)から10:00~26:00に変更だそうです。これで少しは店員さんの負担も減るんですかね。お越しの予定がある方はどうぞお気をつけて。
前回の後、2回訪れました。
9月27日の昼に訪れた時は、14時過ぎにも関わらず店内盛況。行列が出来ていました。順調な様で何よりです。
前回行った時はフルサービスだった夜の部もセルフになっていたり、まだ始まって数日ですがオペレーションに変化が見られます。しかし2度目も今回も、店員がまだまだもたつく印象を受けました。特に釜の前とレジの前で動きが止まります。
プレオープンの時たわごとで、「小ネタってなんですかね、店内にネギ畑でもあるんですかね」と書いたんですが、
本当にありました。抜かないで下さいって書いてありますけど。
玄関の隅っこにあるので気付かない人は気付かないかもしれません。
店内中央のテーブルには何と、
「恐るべきさぬきうどん」が全巻置かれていました。手に取って読んでいる人も見受けられます。店内空いている時はゆっくり読めるかもしれませんね。
前回食べ損なった
ねばたま(納豆釜玉)。プロデューサー勝谷誠彦氏の考案で、釜玉がセクシーな程にうまいうどんなら、それに納豆を加えたこれはもう、
セクシーを超えてエッチな食感だ、とのお言葉付きのメニュー。
エッチかどうかはともかくとして、とりあえず第一印象は
臭かったです。ワタシは卵と醤油とうどんの絡んだ匂いは好きなんですが、これだと納豆の匂いのみが先に鼻についてしまうのです。食べてみると美味いんですけどねぇ。
納豆が大丈夫な人は、頼んでみるのも良いかもしれません。とりあえず要望として、納豆を
におわなっとうにして欲しいです。
前回写し損なった
かまあげ。
前よりも伸びやかなコシになって、ダシがより「
長田in香の香」に近づいた印象を受けました。かなり美味いです。
終わりに丼に残ったうどん湯でダシを割って飲んで…うーん満足。このダシを新宿で味わえるのは、ちょっとイイかもしれません。
極東支部オフで人気のあった
ひやかけ。
ダシが大絶賛だったのですが、実はワタシにはイリコが強過ぎでした。なので今回は生姜が最初から入っています。この店は今の所、うどんよりもむしろダシに個性を感じてしまいますね。
うどんは前回よりも今回の方が、何だかクニュクニュという歯ごたえを強く感じさせるうどんでした。
総じて、前回よりも美味しくなっていました。オーダーを間違えたり、釜揚げのつけダシをくれなかったりと、店員の動きにまだ不安がありまくりますが、願わくば、このペースでずっと行ってくれたら良いなぁと思います。
そういえば、前回に引き続いて今回の2回、計3回ともパロットのマスターがお店にゼアラーでした。何だかすでにワタシの中では
店長の様な印象になってしまっているんですが、お体の方は大丈夫なのでしょうか?
あれは忘れもしないいつだったか(お約束)。突然ホームページ上に姿を表し、うどん食いの話題を一瞬にしてさらっていったお店がありました。今から約一ヶ月程前の話です。
お店の名前は
「讃岐うどん大使 東京麺通団」。今に至る讃岐うどんブームを呼び起こした仕掛人、団長こと田尾和俊氏と、氏率いるうどん食い集団「麺通団」。そしてコラムニストの勝谷誠彦が、香川県の宮武讃岐製麺所と手を組んで手がけるお店です。
そのお店が今日、9月24日オープンしました。やはり期待の程は大きいらしく、何だか讃岐うどんメーリングリスト極東支部の方でオフ会やるぞーという話が挙がっていたり、早稲田大学グリークラブOBメンバーズめん部の方でも行くぞーという話が挙がっていたり、今日はどうやら色んな人がここに集結する模様です。
京王線新宿駅西口を出てずっと北へ。小田急ハルクを越え、大きい通りを越えて、小滝橋通りをさらに真っ直ぐ進んでマクドナルドのある交差点を左に。二又の右の方を進むとお店がありました。
開店日とあって、店頭には花がたくさん。テレビ朝日にSPA編集部など、バラエティーに富んだ名前が見受けられます。
店内に入ると、グツグツ煮えた大釜がお出迎えしてくれました。何でもうどんの伸ばし、切りも店内で行っているそうで、釜の横ではプレス機が動いています。
早速うどんを注文しようと思ったら、「ご案内しますのでここで座ってお待ち下さい」との事。
待っている間に店内を見回すと、20人位座れそうな大きいテーブルが中央にドン、その周りに小さいテーブルが弧を描く様に配置されていて、セルフ店にありがちな狭苦しさを感じさせない作りになっています。入りはほぼ満席。客席の反対側には良くセルフで見る、細長い厨房が伸びています。
少し入った所には大きな柱があり、
「東京麺通団心得」なるものが記されています。
気になるのは、六か条目の
「麺通団の田尾団長は時々店に、うどんを食べに来る」。
偶然お会いしたり出来たら嬉しいでしょうねぇ。ちなみに壁には香川県の地図とうどん屋の位置が記されていました。
とか何とかで10分程待ったでしょうか。何気なく外を見ると、そこにはホームページで見慣れたお顔が。オールアバウトジャパン「うどん」担当にして、讃岐うどんメーリングリスト極東支部主催者の蓮見さんじゃないですか。
おーすごい本物だ。オールアバウトジャパンさんからリンク貼らせて頂いているので初めましてとご挨拶。奥からたまさかさんがやって来て、メーリングリストのオフ、奥でやってるから良ければおいで~とお誘い下さいました。
このまましばらく待ってても
ご案内してくれなさそうだなぁ…と思ったので、ご好意に甘える事にしました。
(ここで初めて、この店が夜はセルフうどん屋では無く、居酒屋(一般店形式)になる事を知りました)
んで、ワタシの他に6人程いらっしゃった奥の方にお邪魔して、ご挨拶もそこそこに乾杯。
「うどん全種類『大』で頼んだからね~」の声。
やがてうどんがずらーっと並びました。
途端に集まった方の
半分(ワタシ含む)がデジカメ持ってうどんをパシャパシャ。…あ、怪しい。当事者ながらそう思います。でもパシャパシャ。(後で見たら釜揚げの写真撮り忘れてました。)
一段落ついた所で、各々好きなうどんを取ってズルズルやり始めます。流石にうどんを食べ慣れてる方ばかりなので、ダシが美味いね~△とか△△の系統だよね~とか、この釜揚げは○○○だけど釜玉は×××じゃないか△△△△ですら○○○なのにどうなってるんだとか、酸いも甘いも噛み分けた
書いても良いのかわからない意見がポンポン飛び交います。
えーと、個人的な感想も書いた方が良いですか。
かけダシはガンガンにイリコが効いていて、慣れてない人にはキツいかもしれません。つけダシは長田系のカツオ濃い目です。
うどんは際立った特徴こそ無いですが、美味しかったです。出て来る時間によってコシの強さがまちまちだったり、まだうどんが安定していない様ですが、大体平均以上と言った所でしょうか。東京における、讃岐うどんの基準にしたいうどんです。
後で良く見たら、うどんメニューの中で
ねばたま(納豆釜玉うどん)をまだ食べてない事に気付いたので、これは個人的にまた後日レポートしますね。
つまみの類も豊富です。定番のおでんから、醤油豆、じゃこ天など香川独自の肴まで。写真は左・げそ天(2人前)と右・ホタルイカの沖漬け。ゲソ天は大きくてしっとりやわらか、沖漬けはイカの良い味がしてどちらもお薦め。
左から蓮見氏、たけやす氏、まるまる女史、JUN女史、たまさか氏、梶氏
時事ネタだけにレポートの方を早めに上げたかったので、オフの方はワタシは早めに切り上げてお暇させて頂きました。みんな親切且つ濃い方ばかりでした(笑)。楽しい一時を過ごさせて頂いて、どうも有難う御座いました。お世話様でした。
讃岐うどん大使 東京麺通団
03-5389-1077
東京都新宿区西新宿7-9-15 ダイカンプラザビジネス清田ビル【
Map】
10:00~26:00
無休