今年の10月頃でしょうか。大泉学園の3年連続ビブグルマン「手打ちうどん 長谷川」さんの名前を冠したうどん屋が、新しく新宿に出来るという衝撃のニュースが飛び交いました。
後日、長谷川さんに直接お邪魔してお聞きしたところ、支店ではなくて暖簾分けとのことでした。その時ちょうどお店にいらした、新宿店の大将と女将さんをを紹介していただきました。
それから一ヶ月。新宿に満を持してオープンされた
「うどん居酒屋 武蔵野はせがわ」にお邪魔してきました。
11月21日開店。お店は新宿南口前の甲州街道を西にしばらく行ったところです。
なんとカレーうどん千吉と同じビルです。お店はその地下です。
そして、地下への階段は曲がっていて下が見えません。
ふらりとお店を見つけるには、非常に敷居が高く感じました。
立て看板など外にもっと目立つものがあると良いなーと思いましたり。
店内は天井高くとても綺麗です。雰囲気は一般的なうどん屋というよりはお洒落なカフェのよう。
高い椅子のカウンター席、木の格子で仕切られたテーブル席、その向こう側にもテーブル席、と20人以上は入れそうな店内。
大将と女将さん、あとバイトらしき女の子が一人、計3人で作業されていました。
メニューは綺麗なイラスト付きで書かれています。
まずは長谷川さんのDNA、肉汁うどん、もりうどん、かけうどん、ぶっかけうどん。
最安値はかけ、もりの600円。
長谷川さんにはないサラダうどん、豚スキうどん。
そして、きざみうどん、梅こぶうどん、カレーうどん、鶏塩こうじうどん。
長谷川さんのメニューとオリジナルが半々という印象です。
また、うどん居酒屋なのでアルコールも豊富です。
特に、長谷川さんもそうですが日本酒のラインナップが素敵過ぎます。
これは飲んべぇにはたまりませんね。
今回はベーシックに、肉汁うどんを注文。熱盛りでお願いしてみました。
そういえば、こちらは大根おろしがなくてメニューに「糧」や「霙」の名前が付きませんね。
新宿では武蔵野うどんへの浸透が薄いので、メニュー名をわかりやすくされたのでしょうかね。
うどんは中太からやや細めなくらい。
四角く粒が見えるのは全粒粉でしょうか。やや長谷川さんのうどんより白い気がしますが、多分光の加減ですね。
噛むと固さも取れていて、モッチリした食感、甘みが楽しめました。
ただ、少し箸にくっつきました(^-^; 粘りが強いのですかね。
釜揚げなどでご提供された方が食べやすいのかもしれません。
出汁も長谷川さんとほとんど変わりなく美味しいです。
強いて言えば、少しだけこちらの方が濃いような気がします。が、個人的にはそちらの方が好みだったりしました。
まだ開店直後でしたが、お味の方はしっかり長谷川さんしていて、これが新宿でいただけるのは嬉しいなーと感じました。
気になったのはお味よりも、やはりお店が開いているかが外から見てもわからないことでしょうか(^-^;
個人的にも開店前にご挨拶させていただいたご縁もあり、頑張って欲しいと願ってやまない新店です。
今後、益々のご繁栄を心よりお祈りしております!