銀座に新しく出来た
「五代目 花山うどん 銀座店」にお邪魔してきました。
その名の通り、群馬県館林に本店を構える五代目の店主が、「鬼ひも川」と呼ぶうどんを引っ提げてオープンしたお店なのですとか。
2016年10月に開店。最寄駅は東銀座。大通り沿いにあるので見つけやすいと思います。
いかにも銀座!といった感じの高級感溢れる外観。
客層もセレブっぽい方が多くて、
「あ、これは普段着の私は入れない…」
と、一回お店の前で回れ右してしまいました(^-^;
何とか踏み留まりましたけれども。
店頭にお客さんの名前と人数と名前を書くところがあり、そこを覗くと約10人待ち。
お昼時だったので仕方ないですね。名前を書いて30分ほど待って呼ばれました。
店内も高級感があります。
主にお一人様用の大きなテーブル、普通のテーブル席、そして奥にはお座敷席。
ランチ用の御膳は3種類。
・かけ、もしくはざるうどん+小丼のセット「花山御膳」1,250円。
・「鬼釜」と小丼のセット「鬼御膳」1,350円。
・鬼ひも川とうどんと天ぷらのセット「銀座御膳」1,750円。
うどん単品はかけ、ざるの750円から。
麺は「鬼ひも川」と「うどん」から選べます。
2種類のうどんが楽しめるセットも魅力的でしたが、私の財布的に厳しく(^-^;
今回は鬼御膳を注文してみました。狸の器が可愛らしいですね。
鬼御膳のうどん「鬼釜」なるメニューは、うどん天下一決定戦において、2013年~2015年の3年連続で一位になったらしいですよ。
うどんは釜と言いつつ冷たいものみたいですね。幅2センチ、太さ2ミリほどの極幅広うどんです。
外から厨房が見えるのですが、男性が箱から生麺の束を出して茹でていました。
食感はツルツルしつつも、意外とモチモチ感が強く楽しめます。
これ、面白いですね。
以前「ふる川」でいただいた時よりも、うどんっぽさが残っていて、うどん自身の味わいも感じられます。
出汁は濃いめの醤油、砂糖が強いもの。
具材は蒲鉾、温泉卵、お肉、海苔…と見た目鮮やかで豪華。甘く煮込まれたお肉が美味しかったです。
小天丼はもちろん揚げたて。
これだけでもとても美味しいです。
さりげなく嬉しいのが、壺に入った漬物が取り放題。
小皿に盛っていただいてしまいました。
いかにも銀座向きといいますか、随所に高級感が感じられ、見た目も味も良い、人を連れて来たくなる面白いお店でした。
お値段はちょっとお高めですが(^-^; 都内ではなかなか味わえないひも川うどん。ハレの日の非日常感、ちょっと贅沢な選択肢としては良いのではと思います。