会社から徒歩20分ほどのところにある、今年2月に開店した
「湯島 春近」にお邪魔してきました。
場所は湯島駅を出てすぐ目の前。
元々は稲乃舎といううどん屋さんがあったところです。
看板にある「おざんざ」とは、長野県の手作りほうとうとのことを指し、店長の長兄の得意料理。
「春近」は長兄の名前なのですとか。
稲乃舎の時と変わらず、10人ほどのコの字形カウンター席がある明るく小さな店内。
アンジャッシュ渡部さんがいらしたらしく、写真が飾ってありました。
大将と調理担当の奥様の二人でやられているようです。
夜入店で先客一人。常連さんらしく、大将ずっとその方と話をしておりました。
注文は食券制です。
冷たいのは冷ざる500円から、温かいのはきざみかけ680円から。
冷たいのは温玉梅おろしかけや、温玉納豆ぶっかけ、温かいのは豚野菜カレー、トマトモッツアレラ…と並びます。
いわゆる山梨のほうとうのイメージとは程遠く、創作系のメニューが中心になっています。
今回は鶏ももつけ汁を注文。
5分ほどで出て来ました。
うどんは、ほうとうらしさは欠片も見られない…細くてピカピカしたもの。断面は四角。
どちらかと言えば稲庭うどんに似ています。ツルツルとした食感。夏には楽しそうですね。
つけ出汁は鶏もも肉、茄子、しめじ等がたっぷり。
羅臼昆布やいりこ、うるめ節などを使っているそうですが…あれ?あまり風味を感じません(^_^;)
かといって、醤油が強く感じられる訳でもなく、全体的に薄めの印象。柚子と、薬味のかいわれの香りだけが際立ちました。
カウンター席で大将とのお喋りは、こじんまりしたお店の醍醐味の一つではあるのですが、それにしてもここは大将がずっと喋り続けていて凄いなあと思いました(^_^;)
お話好きなのでしょうね。そういうのが好きな方は楽しめると思います。
次回はかけ系を頼んでみたいですね。