日暮里から舎人ライナーに初めて乗って、熊野前にあります
「natural cafe こひきや」に足を運びました。
2015年11月開店。のんびりとした商店街に建つカフェで、自然体で、毎日の美味しい時間を提供することを目指しているそうです。
知り合いがとてもうどんが美味しかった旨を書かれていて、こりゃ楽しそうと行ってみました。
とっても天井の高い店内には太陽光が心地良く入り、ぽかぽかとしていていとても落ち着きます。子供連れのお客さんが沢山いらっしゃいます。
上品で物腰柔らかな女性と若い女性の二人で接客を、厨房で二人の男性が調理をされていました。
ランチメニューはご飯ものとうどんがあり、どれも美味しそうです。
日替わりで用意されていたうどんメニューは
「厚切り豚肩ロースの柔らかチャーシューうどん」
「ピリ辛冷やしゴマうどん」
「鴨の旨味とお野菜のうどん」。
どれも1,000円以上(+消費税)と決して安くはありませんが、うどんには小鉢とドリンクがセットで付いてきます。
他、レギュラーメニューとして
「しっとり鶏チャーシューとお野菜のゆず風味うどん」
「ぴり辛&濃厚 こひきや特製豆乳坦々うどん」
「お子様うどん」
が、ありました。
一緒に書かれていた紹介には、真昆布、煮干し、鯖、うるめ、めじか、かつお節で出汁を採られている旨が書かれていました。
今回は鴨の旨味とお野菜のうどんを注文。
5分ほどで出て来ました。
一緒に、お新香と
小鉢が一品付いて来ました。
どちらも優しいお味でした。
出汁は鰹節がしっかりと香り、旨味もしっかり。
…にも係わらず、出来るだけ化調を使わないと謳うだけあり、優しい風味が感じられます。
こりゃ飲み干さないと勿体ないと思えるものです。
鴨は厚めのものが5切れとたっぷり。
コンフィされているそうで、揚げというよりは優しく煮た感じ。綺麗なピンク色をしていて、柔らかくジューシーな味わい。
しかし必要以上に脂が主張せず、出汁にも溶けまくらず、全体的に上品です。
細めで四角いうどんは折れ目でうねる純白のもの。
あまり特徴はないものの、普通に美味しくいただけました。
味変用にもう一つ、おちょこ(?)に柑橘系のエキス。
少し入れると味がサッパリと変わり、また新鮮な感覚でうどんを食べられました。
ただ、これは多分鴨の脂を考えての一品だと思うのですが、今まで食べた鴨のうどんの中でも屈指の上品な味わいだったため、あまり必要ないかな~…とも感じました。
ドリンクはコーヒーを。あと、追加で200円のプリンを注文。
これまたどちらも上品なお味で、最後までさっぱりといただけました。
全体的にお値段こそ高めなものの、家族連れでも女子会でもデートでも、間違いなくお値段以上の満足感を与えてくれるお店、という印象でした。
このままでも充分人を連れて来たくなりますが、ここまで来ると、是非ともうどん自身にも更なる期待を求めて止みません。
またお邪魔する時がメチャメチャ楽しみです!