久しぶりに有休を取ったので、久しぶりの遠出です。
「立ちうどん 栄屋丸」に行って来ました。
場所は京浜急行電鉄本線・平和島駅から徒歩1分。駅を出て、目の前の大通りを渡るとすぐに右手に見えます。
実はこちら、ずいぶん昔にFacebookで教えていただいたお店なのですが、土日休みなので有休を使う以外来る手段がなかったのでした。
念願の訪問です。
「立ちうどん」とお店に書かれていて、事実店内は奥に長い立ち食いのような佇まいなのですが、椅子もきちんとあります。
厨房は狭いですが製麺機「若大将」が置いてあり、席の後ろには吉原食糧の小麦粉「白鳳」が積まれていました。見た目とは裏腹に超本格的です。
5人位で満席ですね。開店直後に飛び込んだので先客はなし。
ご夫婦でしょうか、男性と女性のお二人で切り盛りされていました。
うどんはかけ340円からと、まさに立ち食い価格。
きつねやかき揚げと立ち食いで良く見かけるものの他に、ちくわ天、かしわ天などの讃岐系天ぷら、さらにえびもちなどあまり見かけないものまであります。
釜玉や釜バター、明太釜バターの釜系までありますよ。これは凄いです。
ここは天ぷらもとても評判が良いのですが、今回はシンプルにきつねうどんを頼んでみました。
出て来たうどんはきちんと茹で立てでした。
白くてやや不揃いな四角いうどんは、やや茹で上がりにムラがあって所々固いものの、噛むとちゃんと小麦の甘味が感じられます。
うどんが「自家製麺ですよー」と自己紹介してくれているかのようです。きっちり美味しいうどんです。
出汁はふわっと節の香りが漂ってビックリします。
やや薄味なものの、値段を考えれば充分過ぎるほど美味です。
お揚げは丼を半分ほど埋めるくらいに大きく、優しい甘さがじんわりと来ます。
出汁の薄さを補ってくれるような感じで、美味しくいただけました。
イメージとしてはお店の広さや白鳳など五反田の「おにやんま」を連想させるのですが、そちらよりもやや東京ナイズされている印象を受けました。
コストパフォーマンスはこちらもとても良いです。そして何よりも、雰囲気から味やら気軽に食べに来れるお値段やら、私の好みにドンピシャリです(笑)。
近所の方がとても羨ましくなるお店でした。