久しぶりの遠出で武蔵小山の
「まめ茶和ん」に行って来ました。
2015年7月に開店したばかりの甘味屋さんです。
当初は和菓子カフェの出店を考えていた製菓学校の和菓子学科出身の女将が、採算のため食事メニューの必要を感じ、香川県でうどんの修行をしてから開いたお店なのですとか。
さらにかき氷は世田谷区の「しもきた茶苑大山」さんに師事、こちらも本格的なものがいただけるとのこと。
お店は武蔵小山駅から徒歩5分ほど。
東口出口を出て大きな曲がり角があるところまで北上、そこから右折し真っ直ぐ行くと暖簾が…見えて来ません(^^;
ビルの2階にあるためお店がわからず、一度通り過ぎてしまいました。
「はいむる珈琲店」という、やはりラーメン屋さんとカキ氷がメインのお店の向かいにあるので、そちらを目印にするとわかりやすいかもしれません。
店内は外観とは裏腹に広々としていて席間もゆったり。落ち着きがあってまさにカフェの様相。
テーブルは6つほどでキャパは15席くらいでしょうか。私がお邪魔した時は先客0でしたが、すぐにお客さんが来て8割ほど席が埋まってしまいビックリしてしまいました。
こちらは和菓子屋さんでもあるので、店頭にはどら焼きや生菓子も売っていました。
ダシがらを使った、お持ち帰り用の無料のふりかけもあったりして。しかもその前には焼酎もあったりして、そのアンバランスさが面白いです。
配膳を担当されていたご年配の女性と、2人の若い女性が厨房で作業されていました。
メニューはシンプルにまとめられています。
お値段はかけうどん、ぶっかけうどん、釜揚げが500円、大盛り100円増し。
梅おろし550円。
天ぷらは小なら300円、大でも500円。
えび天も3本450円、5本600円と安いです。
別紙にはさらにメニューが。
きのこや鴨つけ、カレーうどん、ゆず塩鶏つくね、きつねなど。どれも600円から700円前後と安いです。
もちろん2大看板のかき氷や和菓子のメニューも豊富にあります。
えび天5本も気になりましたが、今回はかき氷も食べたかったので抑え目にきつねうどんを注文。
10分ほどで出て来ました。
うどんは中太で四角、純白、温かいのでやや断面がとろけています。
いただいてみると、おっ、モチモチしていて想像以上に美味しいです。インパクトはありませんがホッとする味です。
そういえばこちらのお店、しっかりとうどんも自家製麺と書かれていました。店頭にお土産用の生うどんも売っていました。
ダシはどうかな~とレンゲで掬ってみると…お、ふんわりと節が香ります。
色はやや濁っていてややザラっとした感じ。お揚げが乗っているからか味は甘めでとても好み。丁寧な仕事が垣間見えて嬉しくなります。美味しいです。
大きなお揚げはふっくらと上品甘めに炊き上げられて、こちらも美味しかったです。
せっかくなのでかき氷も注文。「しもきた茶苑大山」の茶師十段の資格を持つ大山さんが選んだという、抹茶のシロップがかかったものを注文。
大小ミニとあり、こちらはミニサイズで450円。
ふんわりとした細かく繊細に舌で溶ける氷に、こちらも上品な抹茶が美味。大でもいただけるんじゃないかという勢いで食べてしまいました。
失礼ながら、最初はかき氷がメインのお店で、うどんにはあまり力を入れていないんじゃないかな…?と思っていたのですが、出て来たうどんはしっかりと美味しく、食事としてしっかり満足出来るものでした。
お菓子ももちろん美味しいですし、店内お洒落ですし、何より女性だけならではの細やかな気配りが素敵ですね。
デートなどはもちろん、男性一人でも楽しめるお店だと思います。