1年ぶりに香川県にお邪魔して来ました。
私はペーパードライバーなのでいつもは電車とバスの旅なのですが、今回は知人のラブりんさん(男性)が車を出して下さるとお声掛け下さったので、お言葉に甘えさせていただきました。どうもありがとうございます。
高松空港に降り立ったのは午前9時。
ラブりんさんに高松空港までお迎えに来ていただきご挨拶。
早速向かった1軒目は、高松空港から高松と反対方向に車で10分ほど。
塩江町にあります
「佐藤製麺」です。
1957年創業の、歴史あるこの町唯一の製麺所だそうです。
目印は「中学校前」のバス停。
暖簾も何もなく、ドアも閉まっており、情報なしに来たら迷うこと必至です。
今回はラブりんさんがいらっしゃったので、混乱することなくお邪魔出来ました。
店内は本当に、昔ながらの製麺所といった風情です。
入った時には釜ももう止まっており、部屋には誰もいませんでしたが、何度か奥にお声掛けしますと大将らしき方が出て来て下さいました。
こちらは玉売りだけのお店なので、お店でいただくにはマイ丼に箸、醤油や薬味の持参が必須になります。
そのぶん1玉80円と激安です。
蒸篭から1玉いただいて、お金を渡しました。
ラブりんさんから生姜をいただき、ネギを乗せて、ダシ醤油をかけて完成です。
この作業は外でやっておりましたが、奥様が「中で食べなさいな」とお声掛け下さったので、うどんはお言葉に甘えて入ったところのテーブルでいただきました。
中太の麺にはもっちりとした食感。
製麺作業が一段落していたので間違いなくの茹でおきですが、うどん自体の甘みがしっかりと乗っていて、好みの美味しいお味でした。
今回無理言ってこちらに車を向けていただいたのは、こちらが以前、東京都は稲荷町にありました
「さぬきうどん 3代目 春仙」のご実家だからということがあります。
春仙の大将は、オーストラリアでうどん屋をやるために2011年にお店を畳まれたのですが、その後のお話が聞きたくて、失礼を承知で尋ねてみたのでした。
まだオーストラリアでうどん屋は開店されていらっしゃらないそうですが、お元気そうなご様子がお聞き出来て何よりでした。
どうもありがとうございました。