ずっと宿題になっていた
「さか枝仕込みうどん 三日月」にお邪魔してきました。
その名の通り、大将が香川県の有名店「さか枝」で修行された後に開いたうどん屋さんです。2014年3月開店とのこと。
最寄り駅は東武東上線鶴瀬駅。
北口を出てロータリー前の大きな道路(245号線)を真っ直ぐ進むと、交差点の手前に幟と青い看板が見えます。
「入りにくくてごめんなさい」の看板。
駐車場はお店の前に一台分、あとgoogleマップのストリートビューを確認した限りでは、お店の裏にも駐車場があるようでした。
店内は外から見るよりも広々とした印象。ガラス張りの向こうには麺打ち台も見えます。
席はカウンターが4席に、テーブルが5~6、キャパは25席位といったところ。
お昼頃の入店で店内の席は8割ほど埋まっていました。
店員さんは3人ほどでしょうか。大将らしき方が終始にこやかにされていたのが印象的でした。
また、他の店員さんもニコニコされていて気持ち良く過ごすことが出来ました。
メニューは九条ねぎのかけうどん小480円を始めとして、ぶっかけ、ざる、醤油、釜揚げ、かまたま、かまバターと並びます。
そして「三日月いちおし」と書かれたとり天ざる750円、いか天ざる800円、こちらオリジナルの元祖背油うどん850円まで。
中サイズは70円増し、大は140円増し。
ランチタイムは中サイズ無料だそうです。
ほか、10月の限定メニューとして「俺の肉うどん」880円、「信州茸とチーズの醤油うどん」830円がありました。
サイドメニューも豊富。
おにぎり、いなり、天ぷらと一通り揃っていました。
揚げ玉、生姜、ごまは別卓で取り放題、というスタンスでした。
今回はとり天ざる(冷)を中サイズにしてもらいました。
12~3分ほどして出て来ました。
やや細めのうどんは箸でたぐるとビンビンと張りがあり、噛むと小麦の風味と甘みが感じられます。
さか枝よりもやや洗練された感じですが、さか枝で初めてうどんをいただいた時の「何だかわからないけど妙にうどんが美味い」という印象を根っこで思い出しました。
つけ出汁は甘辛く、節の風味がやや舌に刺さりました。
ただこれは出汁を単体で舐めたからでして、うどんと絡めていただけばちょうど良い濃さ。美味しくいただけました。
とり天も揚げたて+ゆず胡椒添えで、熱々ハフハフで美味でした。
お会計後、忙しそうにされていた大将が入り口までお見送りして下さったのでビックリしました。
あれ、全員にされているのかしら?(^-^;
※ずいぶん前に三日月さんに行かれた知り合いの方も、大将がお見送りして下さったとのことでした。 もちろんピーク時などはまた違うのでしょうが、その心遣いが遠方から来た人間にはとても嬉しく感じられたのでした。