「すごい!煮干ラーメン」で有名なラーメン凪の新業態
「煮干うどん Fish Men」に行ってみました。
東京のラーメン屋さんが別業態としてうどんを選ぶという話はあまり聞かないので、ワクワクしております。2015年4月開店だそうです。
場所は説明し辛いのですが、新宿西口駅、西新宿駅、西武新宿駅のちょうど中間点の辺りでしょうか。東京麺通団の近くです。ラーメン凪西新宿7丁目店のすぐ裏にあたります。
店内は、むせかえるような煮干しの香りに溢れています。
こじんまりとしていて、4人用テーブルが3つ、2人用テーブルが1つ、そしてカウンター席が3つ、機能的に配置されています。
店員さんは、カウンターの向こうで調理されている男性が一人、接客で若い金髪の女性が一人。お昼頃の入店で8割ほどの席が埋まっていました。
お店のこだわりが書かれていました。
・二十数種類の煮干を使用
・毎日自家製麺
・うどんは特注の圧力釜で茹でる
メニューは暑い時期だからか冷たいぶっかけのメニューが多いです。とり天ぶっかけや、海老天と揚げもちのぶっかけなどなど。大阪系讃岐のちく玉や九州のごぼう天もありました。
釜玉や釜バターも抑えています。
最安は生醤油ぶっかけ、釜玉うどん、かけうどんが各590円。
ランチは+160円でカレーorとろろご飯を付けられるそうです。
たくさんの天ぷら系メニューに心惹かれましたが、今回は敢えてシンプルに煮干し出汁かけうどんを注文。
すぐ出て来ました。
出汁はまごうことなき煮干しがガンガン香りまくっておりますが、飲んでみると意外にもマイルドで優しいお味。
煮干しのクセがほとんど感じられず、むしろ匂いを気にせず飲んでみると何の出汁か全くわからなくなってしまうくらいです。
うどんは外がふんわり中がモッチリの非常に不思議な食感。
東京でも2回ほどしか食べた記憶のない食感です。これが圧力釜を使ったおうどんの特徴なのでしょうか。
飲んだ〆などでいただくと嬉しいかもなーと思わせてくれるうどんでした。
入る前までは煮干し煮干で喉が焼けてしまうようなうどんを想像していたのですが、実際のうどんはむしろインパクトが弱めで、そのアンバランスさにビックリしてしまいました。
もしかすると、かけではなく天ぷらを入れた上でのお味で計算されているのかもしれませんですね。次回はちく天かとり天を試してみたいです。