上石神井で評判の高かったおうどん屋さん
「本場讃岐うどん 麺の里」に足を向けてみました。
2015年5月に開店したばかりのお店。大将は香川県坂出市で修行を積まれてこちらにお店を構えたのですとか。
場所は上石神井駅から南へ5分ほど向かったところにあります。千川通りに突き当たる手前、セブンイレブンの並びです。
店内は綺麗で家庭的な雰囲気。小さいカウンターとテーブルで合計20席ほどでしょうか。
接客されていた女性(大将の奥様?)がとても物腰柔らかで居心地が良く落ち着きました。
おしながきにはこだわりが書かれていました。
麺・出汁は無添加、無化調、打ちたて茹でたてを提供しますので15分ほどお時間いただく場合がございます、だそうです。
メニューはシンプルで、温かいかけうどんと冷たいぶっかけうどんがそれぞれ580円から。
きつねうどんが630円、月見とろろぶっかけが780円と続き、後は天ぷらが付いたメニューが830円から。
税抜き価格なので実際は少し高くなります。メニューに税込み価格も併記されているのは親切ですね。
今回はえびちく天うどんを注文。
おしながきに書かれた通り、きっちり15分ほどして出て来ました。
うどんは中太でやや黄色みがかっており、断面四角く表面はザラッとしています。
北海道産と九州産の小麦粉をブレンドした国産小麦粉を100パーセント使用ですとか。
噛むと見た目ほどの固さはなく、むしろもっちり感の方を強く感じます。
風味もしっかりとあって美味しいうどんです。
出汁はぶっかけ出汁でも透き通っていて美しいです。
味は出汁単体では甘さもしょっぱさも強めで、見た目から薄めの味かと勝手に判断していたためビックリしました。
ただ、うどんに浸していただくと非常に良い塩梅に出汁を引き連れて来てくれるので、美味しくいただけました。
うどんあってこその出汁という表現がしっくり来ました。
天ぷらはちくわ、海老、そして大葉。
カリッとした衣ではなく、衣にコシがある…と言いますか、モグモグと食べるタイプの衣です。ちょっと面白いです。
もちろん揚げたてでお味は良かったです。
まだ出来たばかりのお店ですが、少なくとも私がお邪魔した時は味も接客も申し分なく、居心地の良い時間を過ごさせていただきました。
この辺りはうどん激戦区で美味しいお店も多いので大変だと思いますが、是非是非長く続いて欲しいと願わずにはいられないうどん屋さんです。