西武池袋線、中村橋駅近くに出来ました新店
「肉汁つけうどん専門店 のすけ」に足を運びました。
駅を出て、西武線の高架沿いに練馬方面に歩くと3分程で看板が見えてきます。
2015年1月31開店。実は2月1日の夕方にも訪問したのですが、この時は麺切れですでに店終いしていました。
始まったばかりだというのに凄い人気ですね。
店内は出来たばかりでピッカピカです。
入って右手には厨房とカウンターが5席ほど、左手にはテーブルが4つほどあり、キャパは15人ほどでしょうか。
子供連れ、カップル、男性一人、女性一人と客層は様々。お昼時に入店したら店内は満席で少し待ちました。
厨房は釜前に2人、フライパンで肉汁用のお肉を炒めている方1人、皿洗いで1人、接客で2人の店員さんがいらっしゃいました。
このキャパで6人も店員さんがいらっしゃるのは凄いですね。まだ時間が経ってないからというのもあると思いますけれども。
接客のお姉さんが初々しくて可愛らしかったです。
メニューは
・肉汁うどん醤油(並盛750円)
・白ごま坦々(並盛800円)
・肉汁うどん焼きチーズカレー(並盛900円)
の三種類。
小盛は並盛の100円引、大盛は100円増し、特盛りは200円増しです。
オプションとして、肉増しや葱増しがあります。
面白そうなのは300円で肉6倍増し(+250g)出来ること。丼にお肉が入りきるのか心配になります。
肉汁うどん醤油は持ち帰りが出来る、というのも面白いサービスですね。
今回はシンプルに肉汁うどん醤油を並で注文。
私の前に頼んだ方の分もあったので、大体15分くらいして出てきました。
写真ではわかり辛いのですが、かなりの量です。うどんの入った器は大きくて深く、みっちりしています。
そんなうどんはやや細めの純白。
ねじれグリグリで箸で持ち上げてもほとんど形状が変わらず、食べる前から「あっ、固そう」とわかります。
食べると実際ゴリゴリに固いです。
うどんの味は感じられますが、風味はさほどありません。
いわゆる武蔵野方面の色が付いた武蔵野うどんとは違う、北埼玉や群馬の方で見られる白い肉汁うどんを固くしたような印象でした。
肉汁は焦げ目のついた豚ばら肉に葱がとても香ばしいです。
そのためかわかりませんが、表面に脂の層が出来ており、一口目の感想は「おぉっ!脂の味!」でした。
脂の層を抜けると、甘めで濃いけれども後味のすっきりした出汁の味わいが楽しめました。
店員さんからスープ割りしますとお声をいただいたのでお願いしたところ、厨房まで丼を持っていってスープを入れて来てくれました。
鰹の効いた出汁の味が際立って美味しかったです。
カウンターのみのつけうどんのお店では良く見るサービスですが、テーブル席もある一般店でこのサービスを行うのは大変だろうなぁと思いましたり。
肉汁つけうどんがメインのお店ですが、純度100%な武蔵野うどんという訳ではなく創作的なつけ出汁もあり、またサービスもしっかりとしていて、ニュータイプなうどん店という印象を持ちました。
たくさん食べる方でも満足出来そうですし、テーブル席があるので家族で来やすい所も良いですね。
個人的に自転車で来れる距離なので、またちょこちょこ寄ってみたいと思います。