名古屋2日目は朝から
「長命うどん 本店」にお邪魔しました。
大正2年創業の老舗うどん店で、名古屋を中心にローカルなチェーンを展開しています。「めしばな刑事 たちばな」で紹介されていて気になって行ってみたのでした。
本店は中村公園駅から10分ほど歩いたところにあります。
駐車場が完備されていて、190号線を南下して行くと駐車場が見えるのでわかりやすいです。
雰囲気は完全に地元の食堂です。
入りやすくてざっかけない店内は椅子が奥にずらっと並んでいて、40人くらい入れてしまうのではないでしょうか。
店頭には揚げ物がずらっと並び、その奥からはダシの香りがふんわり漂って来ます。元気な女性が3人くらいで作業されていました。
こちらは朝10時からやっているところも魅力。10時半頃の入店で先客1人でした。
長命うどんのメニューは面白いことになっておりまして、うどんの他にきしめん、そうめん、和風中華、冷麦、蕎麦と多彩な中から麺が選べてしまいます。
しかも複数の麺を組み合わせることも出来ます。
さらに、ダシもかけ、ゆつき(香川で言う湯盛り?)、ころ、冷やしから選べてしまうという選択肢の広さ。
おまけに、食べ方も「温」「冷」の他に「ぬる」が選べてしまいます。
量は小盛400円、大盛500円、二半盛550円、特盛600円から選択可能です。
そんな訳で、今回は「うどんと和風中華のミックスを小盛」で注文。
こちらではこれを「小う中」と呼ぶのが浸透しているようです。ホームページにもその呼称が書かれていました。
(どうでも良い話ですが「小宇宙」と聞くと「コスモ」と呼んでしまう私はトラウマ世代ですね…)
ダシはころでお願いしてみました。小と言いつつもなかなか量が多いです。
うどんは細めで白くて四角くて太さ均一。
多分茹で置きで柔らかいのですが、にゅるにゅるとしなやかな歯触りが食べていて楽しいです。
和風中華はストレート麺で、うどんとは逆にしっかりとした歯応え。
ダシに全く違和感がないのが面白いです。
ころは鰹節がふんわりと香り、甘味控えめで舌に残らずさっぱりとしています。
まさしく遅めの朝食にぴったりな、いくらでもいけそうなお味でした。天ぷらも頼めば良かったです。
まさに地元仕様な雰囲気なのですが、全く肩肘張らない空気感がたまらないお店でした。
こんなお店が名古屋中に広がっているなんて、なんとも羨ましいですね。