うどんや太門(愛知県名古屋市)

愛知県名古屋市千種区今池5-9-18【Map

日祝休

18:00~22:00

訪問1回目 - 2014/08/25(2014/09/04更新)

うどんや太門 仕事の合間に突発的に夏休みを取り、名古屋に突撃。
 今池にあります衣笠氏のうどん屋「うどんや太門」を初訪問しました。

 衣笠太門氏といえば、はなまるうどんの東京都一号店である渋谷店の初代店長であり、他にも数々のうどん屋を手がけ、また仕掛けて来られた方であります。
 私も田町の「肉芝」を始め、色々なところでお世話になりました。

 「うどんや太門」は、その衣笠氏が名古屋で独立、満を持して2012年にオープンしたうどん屋さんです。

うどんや太門 店内はとってもお洒落。広いオープンキッチンをとり囲むようにカウンターが配置されています。

 10人ほど入れば満席でしょうか。
 大将である衣笠氏を、奥様と若い店員さんががっちりサポートしております。
 今回は予約して18時入店。すぐにお客さんが入って満席になっていました。

うどんや太門 メニューはかけうどん600円から。
 釜玉や釜揚げ、おろしぶっかけなどの讃岐メニューに混じって、名古屋うどんならではの「ころ」、大阪は釜たけ発祥の「キムラ君」、見た事のない「ドテまぜ」などの品が並びます。
 小盛りは100円引き。大盛りは150円増し。

 ただ、Facebookにも「ダイニングバー」と書かれているだけあり、ほとんどのお客さんがうどんだけでなくコースとしてお料理、お酒を楽しまれている様子でした。

うどんや太門 この日は他に予定がなかったので太門たんのうコース3,000円を注文。

 お酒はエビス生小300円と3種利き酒セット790円を頼んでみました。
 地元愛知県は「醸し人九平次」の秋貞商店限定ver"純米吟醸 フォーブル・サントノーレ"、愛知県「蓬莱泉」"特別純米 可。"、愛媛県の「媛一会」など、どれも凄いお酒揃い。

うどんや太門 まずは前菜。

 野菜スティックに添えられた味噌が美味しくて、食べ終えた後もしばらくチビチビやっていました。

うどんや太門 もう一皿。

 左奥のどて煮が美味!浅漬けも野菜が甘くて箸が進みます。
 唯一、手前のハムはかかっている唐辛子が多すぎて、しばらく舌が痺れました^^;

うどんや太門 続いて天ぷら。

うどんや太門 もちろん揚げたてがやって来ます。

うどんや太門 奥三河どりの天ぷら含めて天ぷら全7品。

うどんや太門 続いてうどん。
 おでんにうどんを浮かべたその名も「うでん」。

 細めでしんなりしたうどんに、具材から旨みの出まくったダシが絡んでとても美味です。
 牛すじがまた甘くて美味しい。

うどんや太門 ここで鴨!脂がジューシーでとても美味です。

うどんや太門 すだちころうどん。
 そういえばこのうどんを初めて見たのは衣笠氏のお店「肉芝」でした。
 冷たいダシに爽やかなすだちが絡んでとてもさっぱりとしたお味。

 この辺りでお腹が重くなり、だんだん身動きが取れなくなってきました。

うどんや太門 たまり醤油を使った釜玉…だったような気がします(笑)。
 一口サイズでもちろん美味しいのですが、ダシ醤油が多かったのか一口サイズなのにやや重く感じました。
 いや、すでに胃自体が重かったのですが(汗。

うどんや太門 最後に出て来たのは…なんとサイフォン!

 煮干と昆布で取ったダシに目の前で鰹の香りを加えます。
 丼からは今まで嗅いだことのないくらいに多量の香りが。

 鰹の香りが凄いうどんというと銀座三越の「長徳」を思い出しますが、そこより凄いです。

うどんや太門 表面には煮干が一匹の遊び心。味付けは白醤油だけだそうです。

 シンプルな盛り付けなのに凄い存在感。
 かけうどんなのにオンリーワンな満足感でした。

 実はこの後にデザートもあったのですが、この時点で胃袋が限界に達してしまい、あえなくギブアップする羽目にorz
 自分の許容量を把握出来ていませんでした。まさかこんなに美味しいコースで残してしまうとは。
 その節は大変失礼いたしました。

 しかし、それにしても聞きしに勝る凄いうどん屋さんでした。人に紹介しまくりたくなるお店ですね。

 どうもご馳走様でした。ありがとうどん!
うどんや太門
うどんや太門
052-753-9338
愛知県名古屋市千種区今池5-9-18【Map
18:00~22:00
日祝休

TOPへ戻る