国分寺の
「鴨錦 国分寺店」を訪問しました。
大阪を中心に広がる鴨汁うどんのお店で、関東の出店はここだけのようです。元々は吉祥寺にあったのが移転してきました。
お店は国分寺駅の南口を出て、南西に伸びる道を真っ直ぐ進めばすぐ見えて来ます。
レストラン「ブラックハート」を間借りしているため、店内の雰囲気はバーそのもの。
薄暗い照明の中、背の高いカウンターに通された時は、「うどんじゃなくてボトルのメニューが出て来たらどうやって帰ろう」と本気で心配した程ですorz
20人は入れそうな店内。14時過ぎの入店で先客は2人。
若いお兄さんが一人で接客されていました。奥にも人がいらしたような印象でした。
メニューはもちろん鴨中心。
定番のノーマルなつけ鴨うどんを始めとして、味噌うどん、辛いうどん、力うどん、果てはつけ鴨蕎麦、つけ鴨中華そばに鴨肉吸いなんてのもあります。
つけ鴨うどんは小、中、大、メガおよび冷、温とサイズが選べて、サイズごとの値段は小から500,700,850,1300円。
替え玉も150円でやってくれるそうです。
つけ鴨うどん700円を注文。
ぬお、容器がでかいです。といいますか捏ね鉢ですよねこれ^^;
うどんは純白均等四角な形。温かいのでお湯に浸っていてフワフワした食感。
普通に美味しいです。
鴨汁は「旨みの胸肉、コクのもも肉、じゃこ、ねぎ、スライスレモン入り」だそうです。
鴨独特の癖と旨みが凝縮されたような濃い味。
あまじょっぱいダシを鴨の脂が上手く中和しています。
それでも、並だとやや鴨肉が物足りない印象を覚えました。200円増しで鴨肉ダブルにしてもらった方が良かったかもしれません。
食後はしょうが湯で割ってダシを飲みます。体が温まって良いのですが、旨み自体も少し薄まってしまったような気がしたのが残念でした。
都内では貴重な鴨汁うどんの専門店でお味も良いのですが、お店がレストランを間借りしているためか、雰囲気で多少なりとも損しているような気がしました。
失礼な言い分なのは重々承知なのですが、普通のお店の形で営業されているところを見てみたい、というのが正直なところです。